セブン&アイがECモール運営に進出、「omniモール」にニトリやゼビオなどが出店
スタート時にニトリホールディングス、クロスプラネット、ソウ・エクスペリエンス、Sakaseru、アクティブソナー、さとふるの6社が出店
セブン&アイ・ホールディングスは9月19日、グループを横断したショッピングサイト「オムニ7」に出店型のECモール「omniモール」を開設すると発表した。開設予定時期は2017年11月下旬。グループ企業以外の商品を取り扱うことで品ぞろえを拡充する。
「omniモール」はインテリア雑貨家具、スポーツ・ゴルフ・アウトドア用品、体験ギフト、オーダーメイドフラワーなどの商品を扱う。ハイブランド品の委託販売や買い取り、ふるさと納税などのサービスも展開する。
開設当初の出店企業はニトリホールディングス、クロスプラネット、ソウ・エクスペリエンス、Sakaseru、アクティブソナー、さとふるの6社9サービス。「オムニ7」のIDで各ストアのサービスを利用することができる。
セブン&アイが「オムニ7」を開始したのは2015年11月。登録会員数は2017年8月末時点で570万人を超えた。
2017年7月にはアスクルと業務提携を締結した。「オムニ7」とアスクルのECサイト「ロハコ」での相互送客を11月末をメドに実施。「ロハコ」のプラットフォームを活用した生鮮食品のECビジネスも11月末をメドに開始する予定。
セブン&アイホールディングスは2016年10月、ECを中心に不特定多数の顧客にアプローチする従来のオムニチャネル戦略を転換した。「顧客ごとにグループ各社の利用状況を繋げ、全チャネルを通じてサービスの質を追求していくこと」を目標に掲げ、国内のグループ店舗に来店する1日あたり2200万人に上る顧客の「顧客生涯価値(Life Time Value)」の向上をめざしている。
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