フリマアプリの登録は20~30代女性で3~4割、「メルカリ」が登録者でトップ
インターネット調査事業を手がけるマイボイスコムは12月14日、フリマアプリの利用実態に関する調査結果を公表し、20~30代女性のフリマアプリ登録率が3~4割だった。
フリマアプリの登録者は10.9%、「以前登録していたが、現在は登録していない」と回答した割合は2.4%だった。
「フリマアプリを知っているが、登録したことはない」は53.9%で、登録者を合わせたフリマアプリの認知率は67.2%。
20~30代女性の登録率は3~4割に達するなど、女性や若年層の登録率が高いという。
直近1年間に利用したフリマアプリは、「メルカリ」が72.2%で最も多い。「ラクマ」は20.2%、「フリル」は18.9%、「ヤフオクフリマ出品」は17.9%、「ミンネ」は11.0%。
フリマアプリの利用頻度に関する質問では、「ほとんど毎日」と回答した割合は約2割、「年に数回以下」も約2割。直近1年間で出品した経験があるユーザーは利用者の52.9%、購入経験者は61.1%。
フリマアプリを「利用したいと思う」「まあまあ利用したいと思う」を合計した利用意向者は14.5%。20~30代女性は3~4割、50代以上は約1割だった。
一方、「利用したいと思わない」「あまり利用したいと思わない」を合わせた非利用意向者は64.4%を占めた。
フリマアプリの登録者や利用経験者がフリマアプリを選ぶ際に重視する要素を選択式・複数回答で聞いたところ、「購入時の支払い手数料が安い・無料」が40.8%で最も多い。「購入・出品手続きが簡単」「販売手数料が安い・無料」「利用者数の多さ」「商品の探しやすさ」はそれぞれ約3割だった。
経済産業省が2017年4月に発表した「平成28年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」によると、2016年のフリマアプリの市場規模は3052億円。
調査概要
- 調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
- 調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
- 調査時期:2017年11月01日~11月05日
- 回答者数:1万0847人
- 設問数:7~9問