アパレルECに試着&受け取り拠点を提供、ヤマトHDの新サービス「Fittingステーション」
アパレルECの課題である試着を行えるようにすると供に、店頭受け取りのニーズにも対応
ヤマトホールディングスは12月20日、ECサイトで注文したアパレル関連商品の試着や商品の受け取りを行う拠点「Fittingステーション」の試験運用を開始すると発表した。
アパレルECの課題である試着を行いやすくすると同時に、店頭受け取りのニーズにも対応する。
「Fittingステーション」は1月4日から3月30日まで、アトレ大森店3階のイベントスペースに開設する。営業時間は午前10時から午後9時。
かねまつ、三陽商会、ディノス・セシールなどが「Fittingステーション」を利用することが決定している。
購入者は通販サイトで注文する際、受け取り場所を「アトレ大森店」に指定すると、「Fittingステーション」で試着や受け取りを行える。商品を試着した後、その場で商品を返品することも可能。
来店者への商品の受け渡しや返品処理などは、常駐のスタッフが行う。
EC事業者は「Fittingステーション」を利用することで、 実店舗を持たずに試着サービスを提供できる。また、商品を「Fittingステーション」にまとめて配送することで、顧客ごとに商品を配送した場合よりも配送費を減らせる可能性がある。
ヤマトは今回の「Fittingステーション」の取り組みを実証実験と位置付けており、2018年度中の実用化をめざしている。
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