これからのECは「時価」!? eコマースに押し寄せるダイナミックプライシングの波【ネッ担まとめ】

世の中の需給を見てタイムリーに価格を変えるダイナミックプライシング。航空チケットなどでは当たり前のこの手法が、eコマースにも流れ込んできそうです。データを持っていないショップは対応を今のうちから考えておきましょう。
AI値付けが当たり前になったら、人力じゃ勝てないかも
eコマースの新潮流がダイナミックプライシングに向かうとするなら何を考えていくべきか | note(大西 理)
https://note.mu/onisato/n/n703cab59dc89
試着サービスもどんどん便利になってます
ファッションEC、4割が「試着サービスに興味あり」 | 通販通信
https://www.tsuhannews.jp/63713
ヤマトシステム開発ら、EC購入アパレル商品の受け取り・試着・お直しがその場でできる新サービス開始 | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/6526
「SHOPLIST」が手軽な商品返品施策を採用、ローソンに設置した専用ボックスへ投入 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6335
まとめると、
- マーケティング・リサーチ・キャンプ調査によると、約4割が「ECの試着サービスに興味あり」
- ECで購入した商品を洋服お直し店舗で受け取り、試着とお直しできる新サービス「Fittingステーション」を、ヤマトシステム開発などが開始
- SHOPLISTはローソンに設置されている返品ボックスに投入するだけで返品が完了する仕組みを導入

こちらは試着の話題。失敗したくないから試着のニーズが高まるのは当然ですよね。返品もどんどんお手軽になって、ネットで買ったものを近くの店舗で試着してアドバイスが受けられる仕組みも出てきました。どのタイミングにどの場所で何をするのかを考えていくと、こういったサービスのアイデアが出てきそうです。
メルカリは便利さを追求して急伸中
「メルカリ」の利用率が、「ヤフオク!」超え | マーケティングリサーチキャンプ
https://marketing-rc.com/report/report-ecmonth-20190327.html
らくらくメルカリ便・PUDOキャンペ開始、宅急便グッズが当選 | 通販通信
https://www.tsuhannews.jp/63550
メルカリ商品、梱包いらず発送へ 中国電力が新サービス | 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM3T4HWTM3TPLFA005.html
まとめると、
- マーケティング・リサーチ・キャンプの調査によると、利用中のCtoCとして、メルカリを挙げた人は47.1%、ヤフオク!は46.2%
- 中国電力はメルカリで取引される商品を指定のロッカーに入れておけば梱包や発送を代行するサービスを開始
- メルカリは宅配便ロッカーPUDOで発送した人の中から抽選で200名に、ヤマト運輸オリジナルグッズが当たる「らくらくメルカリ便限定・PUDOキャンペーン」を実施

2018年に入って急激にメルカリが伸びてきましたよね。メルカリは売れやすいのは当然なのですが、出品もしやすくて、取り上げたニュースのように梱包や発送をしなくてもOKになってきました。売りたいけど手間が……というハードルをどんどん下げているので、メルカリはまだまだ伸びそうですね。こちらで取り上げた調査も参考に。
EC全般
「人」を起点に アンバサダー的アプローチの考えかたと効果の計りかたとは | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/6513
「報酬はいらない」の声が多数 mineoが"アンバサダー制度"を始める狙い | ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1903/25/news058.html
「アンバサダーに活躍してもらうには、自社のサポートがとっても大切」というお話です。
Google、rel=prev/nextのサポートを終了……実は数年前からすでに使っていなかったというオチあり | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-no-longer-supports-rel-prev-or-rel-next/
商品一覧ページなどでこれに悩まされたことがある人が多いのでは? わざわざ外す必要はないですが、使ってないならもっと早く言ってよって思いますよね。
EC化率4割超のスニーカー販売「atmos」運営企業が仕掛けるデジタル施策とは | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6336
読めば読むほど丁寧さが伝わってくるサービスが多いですね。商材が違っても参考になるので読んでおきましょう。
サポート体制抜群なECプラットフォーム「futureshop」を使えば年商1億円も!? 真実が知りたいので担当者と利用者を問い詰めた | 東京上野のWeb制作会社LIG
https://liginc.co.jp/460579
個人的にfutureshopのサポートはカートASPで最高だと思っています。どんなことでも回答してくれますし、即答できないものは後からきちんと回答が返ってきます。どちらかというとカスタマーサクセスの部署のようです。
オムニチャネル化は「売り方革命」の幕開け ― アパレルと物流の潮流と未来について語る | ロジザード株式会社
https://www.logizard.co.jp/article/06.html
『日本では「守り」のITが主流ですが、GAFAに代表されるように海外の企業は「攻め」のIT投資をします』。まさにこれ、伸ばすためにITを使うのが世界の常識。
今週の名言
(野球は)頭を使わなきゃできない競技なんですよ、本来は。でもそうじゃなくなってきているのがどうも気持ち悪くて。ベースボール、野球の発祥はアメリカですから。その野球がそうなってきているということに危機感を持っている人って結構いると思うんですよね。
イチローが語った「頭を使わなくてもできてしまう野球」とは何か | BuzzFeed
https://www.buzzfeed.com/jp/tatsunoritokushige/ichirotalk
AIなどが言うことを実現するのが人間というのはつまらない世界ですよね。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税
この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
まとめると、
ダイナミックプライシングが流行るかどうかという話ではありません。引用文にあるように、「その時点の価値をどう把握して、どう値付けに反映していくか」という話です。他社が高値で売れているので値上げしたら、いつの間にか値下がりしていて自社の商品がまったく売れない……ということも出てきます。ビッグデータを持っている企業は対応してくるはずなので、データを持たない企業がどうするかは真剣に考えないといけないですね。