【20代の消費事情】買い物の前に最安値をチェックする割合は約9割
20代の消費者は、買い物の前に「最安値」を調べるのが当たり前――。
SMBCコンシューマーファイナンスが2017年12月1日に公表した「20代の金銭感覚についての意識調査 2017」によると、約9割が、買い物の前に同じ商品群の最安値を調べていることがわかった。
「購入検討する際、同じ商品群・サービスの中で“最安値”のものは必ずチェックするか」という設問に対し、「非常にそう思う」と回答した割合は41.4%、「そう思う」は46.4%で、合計87.7%が買い物の前に最安値を調べると答えた。男女別では男性が86.2%、女性は89.4%。
また、「ブランドや人気に関わらず、安くても良いものを選べる人はカッコいい」という価値観について、「そう思う」と回答した割合は79.7%。男性の74.6%に対し、女性は84.8%と10ポイント以上高い。
5人に1人は「SNS映え」を意識
商品を購入する際、「SNSに“いいね”がつきそうなもの・ことには財布の紐が緩む」という意見に対し、「そう思う」は21.0%(「非常に」と「やや」の合計)。約5人に1人は、買い物をするときに、「SNS映え」を意識している。
「SNSに投稿する写真や動画を撮影するために、お金を使ったことがあるか」という質問に対して、「お金を使ったことがある」と答えた割合は33.0%。
「お金を使ったことがある」と答えたユーザーを対象に、購入した商品やサービスを聞いたところ、1位は「旅行・観光(絶景スポットなど)」(65.8%)、2位は「レジャー(ナイトプール・アウトドアなど)」(34.2%)、3位は「カフェ(ラテアートなど)」(28.5%)、4位は「ファッション(洋服・ヘアアレンジ・メイクなど)」(25.8%)と続いた。
女性は「カフェ」や「ファッション(洋服・ヘアアレンジ・メイクなど)」の割合が高い。
調査概要
- 調査タイトル:20代の金銭感覚についての意識調査2017
- 調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳~29歳の男女
- 調査期間:2017年10月2日~5日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査地域:全国
- 有効回答:1000サンプル(有効回答から男女×20代前半・後半が均等になるように抽出)
- 調査協力会社:ネットエイジア株式会社