大雪でネット通販の荷物の配送に遅延、EC事業者は「しばらく物流の混乱が続く」
ヤマト運輸と佐川急便は1月23日、大雪の影響で関東地方を中心に荷物の配送に遅延が生じていると公表
1月22日の降雪によって、EC事業者から「しばらく物流の混乱が続きそう」という声があがっている。
1月23日午前10時30分現在、都内の首都高速、各ジャンクションの多くで通行止めが続いている。23日の深夜以降、気温は氷点下になる見通しで、溶けた雪が再凍結することによる交通の混乱が続くと考えられる。
ヤマト運輸では1月23日、「大雪による高速道路等の交通規制の影響で、関東甲信地方を中心に、全国的に荷物のお届けに遅れが生じています」と発表。
佐川急便も同日、「関東地方を中心に1月22日から降り続いた大雪の影響により、関東甲信越地方発・着のお荷物に1日以上の遅れが発生する見込みです」と公表した。
日本郵便は1月22日、「関東・甲信地方を中心に引受または配達となる郵便物・ゆうパックなどのお届けに遅れが発生する場合がございます」と発表している。
通販サイトに配送遅延のお知らせを掲示するECサイトも増えている。「LOHACO」(運営はアスクル)では1月22日、「天候状況によっては本日及び明日以降のお届けに遅れが生じる可能性がございます。お届けは天候状況や道路事情の回復次第、順次のお届けとなります」と公表。
「ZOZOTOWN」では「1月23日より即日配送、ならびに日時指定の受付を一時停止させていただきます」とECサイトで告知。天候と交通状況が回復次第、サイトでの受付を開始するとしている。
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