セブン&アイのEC売上が1000億円を突破、BtoCのネット通販では3サイト目

セブンネットショッピングの売上高が同約1.5倍に増加、他のグループ会社も売り上げを伸ばした

渡部 和章

2018年4月9日 6:00

セブン&アイ・ホールディングスの2018年2月期におけるEC売上高は、前期比11.4%増の1087億8500万円だった。

セブンネットショッピングの売上高が同約1.5倍に増えたほか、グループのアカチャンホンポやイトーヨーカドー、そごう・西武、ロフトも売り上げを伸ばした。

セブン&アイ・ホールディングスのEC売上高は、グループを横断したECサイト「omni7(オムニ7)」を通じた売上高の合計。

EC業界の専門誌『月刊ネット販売』が実施したEC実施企業の売上高調査を踏まえると、一般消費者向け(BtoC)のECの年間売上高が1000億円を超えたのは、「Amazon.co.jp」「ヨドバシ.com」に次いで国内3サイト目。

ブランド別の売上高は、「セブンネットショッピング」が同56.3%増の220億4800万円、「イトーヨーカドー」は同69.1%増の45億円、「赤ちゃん本舗」は同11.4%増の62億5700万円、「そごう・西武」は同26.2%増の35億9900万円、「ロフト」は同69.3%増の10億200万円。

食品宅配の「セブンミール」は同0.5%減の265億4800万円、イトーヨーカドーの「ネットスーパー」は同1.1%減の442億3400万円だった。

2016年11月に完全子会社化したニッセンホールディングス傘下の「ニッセン」の売上高は含まれていない。

セブン&アイのEC売上高(2018年2月期)

セブン&アイのEC売上高(画像はIR資料をキャプチャし、一部を編集部で加工)

BtoCのEC売上高1000億円は3社目

通販新聞の姉妹誌『月刊ネット販売』が実施したEC実施企業の売上高調査「ネット販売白書」によると、2016年度のEC売上高が1000億円を超えたのは「Amazon.co.jp」「ヨドバシ.com」の2サイト。通期のEC売上高が1000億円を超えたECサイトは、現時点で判明している限りセブン&アイ・ホールディングスの「オムニ7」が3例目となる。

セブン&アイ・ホールディングスの2018年2月期におけるEC売上高は、計画には届かなかった。計画値は前期比43.4%増の1400億円に設定していた。

「オムニ7」がオープンしたのは2015年11月。登録会員数は2018年2月に777万人を超えた(セブン&アイ・ホールディングスの公表値)。

グループのEC事業を拡大するため、2017年11月にアスクルと共同で生鮮食料品のECサービス「IYフレッシュ」を都内の一部で開始。2018年6月にはセブン-イレブン・ジャパンのオリジナルアプリ「セブン-イレブンアプリ」の提供を開始する。

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