コマース21が大中規模向けのEC構築パッケージの新バージョンをリリース
ECサイト構築パッケージ「Commerce21 Sell-Side Solution(コマースニジュウイチセルサイドソリューション)」の新バージョン
コマースニジュウイチは4月26日、ECサイト構築パッケージ「Commerce21 Sell-Side Solution(コマースニジュウイチセルサイドソリューション)」の新バージョンの提供を始めた。
拡張性・ソース公開・Javaベースといった従来の特徴は踏襲しつつ、各機能が独立したサービスとして稼働するマイクロサービス指向のパッケージに刷新。IoTの普及に伴い拡大する多様なデバイスやシステムとの連携ニーズに柔軟に対応できるようにした。
従来のECパッケージが保有する受注処理や商品マスタ管理など、単体機能での稼働を実現。スマートフォンアプリや店頭端末など、ECサイト以外でのチャネルの決済基盤や商品カタログ基盤としての活用を想定した構造へと進化したという。
コマースニジュウイチは、
- メール配信や LINE 配信を行うとサイトがパンクしてしまう
- インフラの増強で膨大な維持コストがかかっている
- データベースのアップグレードが高額で悩んでいる
- サービスやチャネル毎に複数の注文受付システムが存在し、受注後の業務フローが煩雑になっている
- 商品データ、在庫、会員情報等、タイムリーなデータ同期環境を構築したい
こうした課題を抱えたEC事業者のニーズに応える最適なソリューションを提供するとコメントしている。
新バージョンの主要追加機能・バージョンアップは次の通り。
- Yahoo!標準連携、ヤフー送客連携サービス「CATS」標準連携、Yahoo!ウォレット標準連携
- MVCフレームワークを採用し、初期実装費用とリリース後の UI 追加改修コストを圧縮
- 常時SSL(AOSSL)の標準適用
- SEO対策機能をさらに進化
- レスポンシブデザイン標準対応
- 商品画像オートマルチリサイズ
- HTML形式メール標準対応
- 英語版UI標準対応
- 軽減税率制度標準対応
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