メール配信システム「Cuenote FC」が大幅機能強化。ターゲットに応じたメールマーケティングが容易に

顧客の分析、ターゲットの抽出からメール配信までを一貫して実行する機能を提供

内山 美枝子

2018年6月13日 13:00

ユミルリンクは6月13日、メール配信システム「Cuenote FC」に、RFM分析などさまざまなデータを分析できる機能を追加した。

新たに追加したのは「購買データ」「顧客データ」「メールの行動データ」など、さまざまなデータをGUI上で集計・分析するツール。ユーザーはターゲットに応じたメールマーケティングを容易に実行できるようになる。

分析ツールは100万件規模のデータを数秒以内に集計でき(同社ベンチマーク値)、リアルタイムなデータ分析が可能。活用例は次のとおり。

  • RFM分析で、見込み顧客に優良顧客へ引き上げるメール施策の実行
  • 商品カテゴリごとに購入金額や購入回数を集計・分析
  • 休眠顧客をアクティブにするメール施策の実行
  • 過去のキャンペーンでメールを開封していない顧客に対する販売促進
  • 特定の商品を購入した顧客に対するアップセル、クロスセル施策
データ連携→分析・セグメント→ メール配信
分析ツール…RMF分析、商品カテゴリ別集計、開封・クリックの横断分析
システムイメージ

機能強化の内容

1. RFM分析……最新購買日(Recency)、購買頻度(Frequency)、購買金額(Monetary)の3要素を使い、優良顧客や見込み顧客、休眠顧客などに分類し、顧客分類などに応じたメールマーケティング施策を行える。RFM分析に必要な購買データは、自動または手動で「Cuenote FC」に蓄積可能。

購入頻度 最新購買日 優良顧客 一般顧客 休眠顧客 離反顧客

2. メールの行動分析……複数のキャンペーンを横断して、メールの行動データ(開封、クリック、コンバージョン)、顧客データ(性別、居住地などの属性情報)や購買データを組み合わせ、分析からターゲットの抽出までをGUI上で簡単に行える。特定のターゲットに対してシナリオ形式のメールを送り、メールマーケティング施策の効果を高めたり、アップセル施策を実行したりなど、さまざまなメールマーケティング施策が可能。

「Cuenote FC」は、数千万規模の一斉メール配信が高速・確実に実行できる。現在約1,300社以上が導入しており、月間メール配信数は約42億通。提供形態と販売価格は下記のとおり。

  • クラウドサービス(ASP・SaaS)
    初期費用:30,000円~(税別) 月額費用:5,000円~(税別)
  • オンプレミス型(ライセンス)
    初期費用:2,250,000円~(税別) 月額費用:46,000円~(税別)
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