メルカリの流通総額は直近12か月で3200億円、”レディース以外”を戦略的に強化
さらなる成長に向け、「mercari」は女性関連以外のカテゴリーの戦略的強化を掲げている
フリマアプリ「mercari」を展開するメリカリの2017年4月~2018年3月における国内流通総額(GMV)は、前年同期比58.3%増の3202億円だった。
GMVは「mercari」、ブランド品に特化したフリマアプリ「MAISONS(メゾンズ)」、本やCD・DVDなどに特化したフリマアプリ「カウル」を合計した金額。
2018年3月度の国内月間流通額は324億円。当月の月間アクティブユーザー(MAU)は1050万人だった。
2017年7月~2018年3月期累計(第3四半期累計)の国内GMVは2507億円で、米国を含めたGMVは約2676億円。現在の成長率を踏まえると、2018年6月期のGMVは3000億円の大台を突破する見通し。
さらなる成長に向け、「mercari」は女性関連以外のカテゴリーを戦略的に強化している。
2018年1~3月期(第3四半期)の国内GMVは938億円で、カテゴリ別のGMVは次の通り。
- 女性関連カテゴリー(アパレル、アクセサリー、その他レディース商品を含む) → 357億円
- メンズ(アパレル、アクセサリー、その他メンズ商品を含む)→ 158億円
- エンタメ→ 168億円
- 家電・スマホ・カメラ→ 72億円
- スポーツ・レジャー→ 53億円
- その他→ 126億円
2016年1~3月期からの年間平均成長率は、女性関連カテゴリーが45%だったのに対し、女性カテゴリー以外の成長率は65%。
「メルカリ」は2013年にサービスをスタートし、GMVは2015年6月期が630億円、2016年6月期は1420億円、2017年6月期は2480億円と急成長している。
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