渡部 和章 2018/8/31 6:00

セブン&アイホールディングスは8月29日、グループ企業を横断したECサイト「オムニ7」に人工知能(AI)を活用した問い合せ対応システムを導入した。

日本語認識機能を備えたAIチャットが24時間365日、顧客からの問い合せに自動回答する。

チャットシステムのプラットフォームは、コールセンター大手のトランスコスモスが提供する自動応答エンジン「BEDORE(ベドア)」を採用した。

「BEDORE」はユーザーが入力したフリーワードや文章、話し言葉などにも対応し、最もふさわしい回答を返答するという。

セブン&アイホールディングスは8月29日、グループ企業を横断したECサイト「オムニ7」に人工知能(AI)を活用した問い合せ対応システムを導入

問い合せ対応のイメージ

トランスコスモスは対話型AIの導入から運用まで支援する「AIトータルソリューションサービス」を提供。独自の対話型AIツール「DECAI(デックエーアイ)」を開発したほか、AIツール/エンジンを保有する他社と業務提携している。

ECサイトや買取サイトなどにAIを活用したチャットボットを導入する動きが広がっている。今夏にはニッセンやユニクロ、デファクトスタンダード、アダストリアなどが導入した。

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