年間42億個に達した2017年度の宅配便取扱個数、国交省が発表

取扱個数の2017年の実質増加率は前年度比1.1%増

渡部 和章

2018年9月12日 7:00

国土交通省は9月7日、2017年度の宅配便取扱個数は42億5100万個だったと発表した。配送方法の内訳はトラックが42億1200万個(全体の99.1%)、航空便などを利用した運送は4000万個(全体の0.9%)。

2017年度の宅配便取扱個数を前年度と比較すると、2億3272万個多く、増加率は前年度比5.8%増。ただし、2017年度は集計対象が前年度と異なるため、宅配便取扱個数は多めに算出されている。

宅配便等取扱個数の推移【2017年度の宅配便取扱個数】
宅配便等取扱個数の推移(宅配便取扱個数に「ゆうパケット」を含み、2017年度の佐川急便の集計期間を376日分で集計した場合)

国交省は2016年10月から日本郵便の「ゆうパケット」を宅配便取扱個数の集計対象に追加。2017年度は通期で「ゆうパケット」の取扱個数を集計対象としているため、前年度との単純比較では「ゆうパケット」の半年分相当が多くカウントされたことになる。

また、佐川急便は決算期を変更したことから、2017年度は376日分を集計対象とした。2016年度より11日分多くカウントされている。

こうした条件変更の要因を排除して2017年度の宅配便取扱個数を前年度と比較した場合、増加数は4343万個、増加率は前年度比1.1%増。

宅配便等取扱個数の推移【2017年度の宅配便取扱個数】
宅配便等取扱個数の推移(宅配便取扱個数から「ゆうパケット」を除き、2017年度の佐川急便の集計期間を365日分で集計した場合)

2017年度におけるトラック運送の宅配便取扱個数を宅配事業者ごとに見ると、ヤマト運輸は同1.7%減の18億3668万個、佐川急便は同3.6%増の12億6222万個、日本郵便は同38.5%増の8億7588万個だった。

メール便の取扱個数の推移【2017年度の宅配便取扱個数】
メール便の取扱個数の推移

宅配便取扱個数は30年以上、ほぼ右肩上がりで増え続けてきた。30年前と比べて4倍以上に増えている。

宅配便取扱個数の推移【2017年度の宅配便取扱個数】
宅配便取扱個数の推移

メール便は52億冊

2017年度の「メール便」の取扱冊数は、52億7599万冊だった。前年度と単純比較すると1361万冊少ない(0.3%減少)。ただし、「ゆうパケット」は2016年9月までメール便として集計されていたため、2017年度は半年分少なくカウントされている。

平成29年度宅配便(トラック)取扱個数(国土交通省調べ)【2017年度の宅配便取扱個数】
2017年度の宅配便(トラック)取扱個数(国交省調べ)
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