ヤマト、佐川、日本郵便など宅配便取扱個数は48億個超【2020年度】
ヤマト運輸は前年度比16.5%増の20億9699万個、佐川急便は同7.2%増の13億4790万個、日本郵便は同11.9%増の10億9079万個
国土交通省は8月6日、2020年度の宅配便取扱個数は48億3647万個だったと発表した。
配送方法の内訳は、トラックが47億8494万個(全体の98.9%)、航空便などを利用した運送が5153万個(全体の1.1%)。
2020年度の宅配便取扱個数を前年度と比較すると、取扱個数は5億1298万個増えた。増加率は11.9%増。
2020年度におけるトラック運送の宅配便取扱個数を宅配便事業者ごとに見ると、ヤマト運輸は前年度比16.5%増の20億9699万個、佐川急便は同7.2%増の13億4790万個、日本郵便は同11.9%増の10億9079万個。
2020年度の「メール便」の取扱冊数は42億3870万冊だった。前年度と単純比較すると、4億6322万冊の減少(前年度比9.9%減)。メール便のシェアを見ると、「ゆうメール」と「クロネコDM便」の上位2便で97.3%を占めている。
経済産業省が7月30日に発表した「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、BtoC-EC市場規模は19兆2779億円で前年比0.43%減だが、物販系分野は同21.71%増の12兆2333億円と大きく伸長している。
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