渡部 和章 2019/2/15 7:00

LINEは4月18日に、法人向けアカウントサービス「LINE@」を「LINE公式アカウント」に統合する。「LINE@」は移行期間を経て9月30日に完全終了となる。

「LINE公式アカウント」は、月額無料の「フリープラン」、月額5000円の「ライトプラン」、月額1万5000円の「スタンダードプラン」がある。

「LINE@」の「フリープラン」を利用している企業は、「LINE公式アカウント」の「フリープラン」へ移行。「LINE@」の有料プランである「ベーシックプラン」「プロプラン」「プロ (API)プラン」を利用している企業は、「LINE公式アカウント」の「フリープラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」のいずれかに移行する。

「LINE公式アカウント」 移行時に選択できる料金プランとルール
移行時に選択できる料金プランとルール(画像は編集部がLINE公表資料からキャプチャ)

「LINE@」の「フリープラン」から「LINE公式アカウント」の「ライトプラン」や「スタンダードプラン」に移行した場合、変更月の料金は日割り計算。

8月19日以降は強制的にアカウントを統合

「LINE@」と「LINE公式アカウント」の移行手続きは4月18日に開始。8月19日までは利用企業が任意で移行手続きを行える。8月19日までに手続きを行っていないアカウントに対しては、LINEが9月30日までに強制的にサービスを移行するという。

「LINE公式アカウント」 サービス統合・移行スケジュール
サービス統合・移行スケジュール(画像は編集部がLINE公表資料からキャプチャ)

無料メッセージは月1000~4万5000通

「LINE公式アカウント」は、無料メッセージの月間配信数がプランに応じて1000~4万5000通に設定されている。「ライトプラン」と「スタンダードプラン」は1通3~5円で追加メッセージを配信可能。

タイムラインへの投稿はすべてのプランで無制限。リッチメッセージや動画メッセージ、音声メッセージ、クーポン機能、チャット(1:1トーク)なども、すべてのプランで利用することが可能。

「LINE公式アカウント」 料金プラン
料金プラン(画像は編集部がLINE公表資料からキャプチャ)

課金対象のメッセージは? されないメッセージは?

課金対象となるメッセージ種別は、メッセージ配信(ターゲティングメッセージ含む)、Messaging APIの「Push API」「Multicast API」。

一方、課金対象とならないメッセージ種別は、チャットの送受信、自動応答メッセージ、キーワード応答メッセージ、友だち追加時あいさつ、Messaging APIの「Reply API」。

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