渡部 和章 2019/2/14 10:00

KDDIは、スマートフォンを軸に「預金」「決済」「投資」「ローン」「保険」などの決済・金融サービスを提供する「スマートマネー構想」に着手した。

2019年4月1日付で決済事業や金融事業などを手がけるグループ会社を再編。じぶん銀行、KDDIフィナンシャルサービス、ウェブマネー 、KDDIアセットマネジメント、KDDI Reinsurance Corporationの5社を中間金融持株会社「auフィナンシャルホールディングス」の傘下に移管する。

この5社に加え、KDDIグループのau損害保険とカブドットコム証券を含めた7社の社名を、2019年度中に「au」ブランドを冠した名称に統一する予定。

KDDIは、スマートフォンを軸に「預金」「決済」「投資」「ローン」「保険」などの決済・金融サービスを提供する「スマートマネー構想」に着手
決済事業や金融事業などを手がけるグループ会社を再編する

リアル店舗での買い物時に利用できる決済サービス「au WALLET」を軸に通信やEC、電気、保険、預金、投資といったサービスを、スマホを中心として総合的に展開していく。

また、「au WALLET アプリ」を4月から段階的に刷新し、スマホ決済サービス「au PAY」を利用できるようにするほか、家計診断やライフプラン診断などの機能も追加する。

2019年夏以降、「au ID」「WALLET ポイント」「au WALLET アプリ」「au PAY」といったサービスをauの携帯電話ユーザー以外も利用できるように、対象を順次拡大するという。

KDDIのスマートマネー構想
スマートマネー構想

KDDIグループは、通信サービス、コマース、金融、エネルギー、エンターテインメント、教育といった生活全般に関わるサービスを提供している。

2008年にじぶん銀行を設立、2014年には「au ID」を軸にネットとリアルを融合する「au WALLET構想」を始動。これまで、総合ショッピングモール「Wowma!」や「auでんき」といった生活に関わるサービスも拡充している。

スマートマネー構想のイメージ動画
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