渡部 和章 2019/2/21 9:00

KDDIとメルペイは2月20日、それぞれが提供するスマホ決済サービスの利用店舗を共同で開拓すると発表した。主に中小規模の店舗を対象に、「メルペイ」と「au PAY」を共同で提案していく。

メルペイは、フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリの完全子会社。2月13日にスマホ決済サービス「メルペイ」を開始した。

「メルペイ」はNTTドコモが運営する非接触決済サービス「iD」に対応しており、「メルカリ」の売上金を使って「iD」加盟店で買い物ができる。

KDDIは「auかんたん決済」や「au WALLET」といった決済サービスを手掛けているほか、2019年4月にバーコードやQRコードを使ったスマホ決済サービス「au PAY」を開始する。

KDDIは楽天と決済サービス分野で提携

KDDIは2019年4月1日付で、決済事業や金融事業などを手掛けるグループ会社再編を行う。じぶん銀行、KDDIフィナンシャルサービス、ウェブマネー 、KDDIアセットマネジメント、KDDI Reinsurance Corporationの5社を、中間金融持株会社「auフィナンシャルホールディングス」の傘下に移管する。

楽天と決済サービス分野で提携することも発表している。楽天は、「楽天ペイ (アプリ決済)」などの決済プラットフォームや加盟店網をKDDIへ提供。KDDIは、楽天グループが契約している全国約120万か所(2018年11月の発表時点)の加盟店などを生かして「au PAY」を展開する。

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