メルカリのスマホ決済サービス「メルペイ」が始動、まずは非接触決済サービス「iD」に対応
「メルカリ」の売上金を使い、約90万店舗の「iD」加盟店で決済できる
メルカリの完全子会社で金融事業を手がけるメルペイは2月13日、スマホ決済サービス「メルペイ」の提供を開始した。
NTTドコモが運営する非接触決済サービス「iD」に対応。フリマアプリ「メルカリ」のユーザーは、「メルカリ」の売上金を使って「iD」加盟店で買い物ができるようになる。
「メルペイ」は現在、iOSのみに対応している。「メルカリ」をiOSアプリで利用しているユーザーは、「iD」に加盟しているコンビニや飲食店、ドラッグストア、家電量販店、レジャー施設など約90万店舗において、「メルカリ」内で取引した売上金を使って決済できる。
メルカリは2017年11月、金融関連の新規事業を行うことを目的に100%子会社のメルペイを設立した。
メルカリの2018年6月期連結業績における流通総額は、前期比48.1%増の3704億円。2018年7-12月期(中間期決算)の流通総額は2459億円だった。
フリマアプリで競合する楽天の「ラクマ」は、売上金をオンライン電子マネー「楽天キャッシュ」にチャージできる機能を2018年7月に開始。「ラクマ」での商品販売による売上金は「楽天キャッシュ」を通じて、「楽天市場」「楽天トラベル」といった楽天グループのサービス、楽天が提供する決済サービスの導入店(コンビニなど)などで利用できる。
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