後払い決済サービス「Paidy」が台湾進出、越境EC支援などのトライリンクを買収
台湾で後払い決済サービスの提供と台湾・東南アジアEC進出支援を行うトライリンクアジア、決済サービス提供を担う現地法人を買収。トライリンクの経験と実績を生かし、台湾で「Paidy 翌月払い」の拡充を推進する
後払い決済サービス「Paidy」を展開するPaidyが、台湾のEC市場に進出する。
台湾で後払い決済サービスの提供と台湾・東南アジアEC進出支援を行うトライリンクアジア、決済サービス提供を担う現地法人「三環亞洲股份有限公司」を買収。トライリンクの経験と実績を生かし、台湾で「Paidy 翌月払い」の拡充を推進する。
台湾EC市場は、10%以上の成長が続いており、2016年の市場規模は1兆1277億元(4兆1725億円)となっているという(『台Biz~台湾進出ガイド~』調べ)。
「Paidy 翌月払い」は、決済翌月にまとめてコンビニエンスストアや銀行振込、口座振替で支払うことができる後払いサービス。メールアドレスと携帯電話番号、SMS(ショートメッセージサービス)などで本人認証を行い、クレジットカードを所持していなくても利用できる。アカウント数は220万口座超。
台湾進出について、Paidyの杉江陸代表取締役社長は次のようにコメントしている。
EC市場の成長と環境整備が急速に進んでいる台湾において、Paidyの優れたUXデザインとビッグデータ・アナリティクスに立脚した卓越したリスク管理能力を活用して決済事業を推進します。トライリンクのチームがもたらしてくれる豊かな経験と実績を合わせ、現地企業はもちろんのこと、台湾市場に興味を示しているPaidy加盟店様の自社ECによる同地進出の支援も推進します。また、弊社最大の投資家である伊藤忠商事は同市場において広範なビジネスネットワークを有しており、様々な協業が期待できます。
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