アマゾンのID決済「Amazon Pay」で後払いが可能に。Paidyの「ペイディ」と連携で実現
アマゾンジャパンは、ID決済サービス「Amazon Pay」を使ったECサイトでの支払いにおいて、Paidyが提供する後払い決済サービス「ペイディ」を利用できるようにした。
「Amazon Pay」を使ったECサイトでの支払いでは、初めて分割払いが可能になる。
Amazonアカウントと「ペイディ」カウントを連携すると、消費者は「Amazon.co.jp」での買い物に加え、「Amazon Pay」導入の自社ECサイトでも、後払いでの買い物ができるようになる。代金は注文の翌月にまとめて支払う形になる。
「ペイディ」アプリで本人確認を完了し、「Amazon Pay」を使った支払いの際に「ペイディ」の「3回あと払い」を選択して決済すると、商品購入後3か月にわたっての後払いもできるようになる。
アマゾンジャパンは2019年11月から、「Amazon.co.jp」での買い物客向けに「ペイディ」を使った支払い方法を提供している。今回の取り組みでAmazonアカウントを通じて「ペイディ」を使える範囲を拡大。「Amazon Pay」を導入する自社ECサイトでの買い物に、「ペイディ」を使った後払いが利用できるようにした。
Amazonアカウント内にAmazonギフトカードの残高がある消費者は、購入代金をギフトカード残高から支払い、不足分を「ペイディ」で支払うことができる。
「ペイディ」は買い物の翌月にまとめて支払いができる後払い(Buy Now Pay Later)サービス。メールアドレスと携帯電話番号を入力するだけで利用可能。クレジットカードを持っていない、または利用を控えたい顧客でも、オンラインショッピングを利用できる。コンビニ払い、銀行振込の場合は、利用の翌月10日までに支払うほか、口座振替の場合は翌月12日に引き落とされる仕組み。