Amazonが「置き配」指定サービスのエリアを拡大
アマゾンジャパンは7月8日、顧客の自宅の指定場所へ注文商品を届ける配送オプション「置き配指定サービス」の対応エリアを拡大すると発表した。
「置き配指定サービス」は、デリバリープロバイダーを中心とした配送パートナーによって商品が配送されるエリア内で、商品注文時に配送オプションとして置き配が表示された顧客に限り利用できる。
サインなしで商品が受け取れ、従来のような不在配達票の確認や再配達の時間設定など、顧客側の負担も軽減することが可能。「置き配指定サービス」もこれまでの補償と同様に、顧客から状況を伺い、商品の再送、返品や交換にも対応する。
配送場所は「玄関」「宅配ボックス」「ガスメーターボックス」「自転車のかご」「車庫」「建物内受付/管理人」のいずれから選択可能。配達完了時、専用アプリで撮影した配送場所は、配達完了通知メールや配送状況確認画面で確認することができる(顧客の希望により撮影を行わない設定にも変更可能)。
天候などの状況により置き配指定場所への配達が難しい場合、顧客に連絡した上で都合や要望を伺い柔軟に対応する。
「置き配指定サービス」は以下のエリアで実施している。
- 東京都
江東区、渋谷区、新宿区、世田谷区、中野区、板橋区、北区、目黒区、杉並区、台東区、豊島区、大田区、品川区、練馬区、武蔵野市、三鷹市、西東京市 - 神奈川県
横浜市磯子区・栄区・青葉区・港南区、川崎市、綾瀬市、海老名市、三浦市、横須賀市、高座郡寒川町 - 埼玉県
春日部市、越谷市 - 愛知県
名古屋市昭和区・瑞穂区・中区・中村区・熱田区 - 静岡県
浜松市西区・中区・東区・浜北区・北区 - 大阪府
茨木市、高槻市、摂津市 - 福岡県
福岡市中央区・博多区
今後、大都市圏を中心に「置き配指定サービス」を順次拡大する予定。アマゾンジャパン合同会社、ジェフ・ハヤシダ社長は以下のようにコメントしている。
Amazonは、お客様のために常にイノベーションを追求することで、さまざまな配送サービスを提供してきた。そして、積極的に新しい配送サービスの選択肢を作り続けている。Amazonは常にお客様の声に耳を傾けており、「置き配指定サービス」についても、お客様からのたくさんの意見をもとに実現してきた。これからも、より多くのお客様に「置き配指定サービス」を利用いただけるように、引き続き実施エリアを拡大する。