商品を購入したくなるSNSは「YouTube」が3割、10~20代は「Instagram」が6割
マーケティングソリューションを提供するMacbee Planetが11月22日に公表した、SNSを活用したマーケティングに関する調査結果によると、商品の購入で最も高い動機となるのは「YouTube」で全体の30%が回答。10~20代では「Instagram」と答えた割合が58%にのぼった。
10代から60代の全体で見ると、最も購入の動機となるSNSは「YouTube」が30%、「Instagram」が25%、「Titter」が18%、「その他」が27%た。30~40代は他の年代に比べて、「YouTube」が購入にきっかけになっている割合が高く34%となっている。
「YouTube」については、「商品の使用方法や効果が分かりやすかった」「操作や使用感が分かりやすい」など、具体的な使用感や現物の分かりやすさが評価されている。
SNSにおける投稿で、ユーザーが重視している割合として最も票を集めたのは「詳細な使用感やレビュー」で25%となった。
また、「写真」や「商品の概要説明」の上位4位までで全体の約7割を占めており、「いいね!」や投稿者のフォロワー数に関係なく、その商品自体が実際どうなのかがわかるような「コメント類」が票を集めている。
SNSの投稿で重視する8つの項目を、「投稿の見た目」「投稿の内容」「投稿者または投稿への評価」の3つに振り分けた場合、年代別で重視する内容は異なっている。
10~20代は「投稿の見た目」を重視するのが42%となっているが、50~60代では20ポイント近く減少している。50~60代は、詳細な使用感やレビューといった「投稿の内容」が51%を占めている。
同一内容を「企業アカウント」と「友達または有名人」が投稿した場合、どちらの方が購入の参考になるかという質問に対しては、「友達または有名人」と答えた人は239人で48%。「企業アカウント」と答えた人は261人の52%。
調査概要
- 調査期間:2019年8月15日~16日
- 調査方法:インターネット調査
- サンプル数:500
- 調査対象:全国の男女(10代~60代)