中川 昌俊 2014/10/2 7:00

楽天は10月1日、楽天スーパーポイントの共通ポイントサービス「Rポイントカード」を開始した。開始時点で出光興産やサークルKサンクスなど12社・団体が参画し、運営する全国約1万3300以上の実店舗で利用できる。共通ポイントでは「Tポイント」や「Ponta」が先行しているが、9400万人の楽天会員をベースに展開し、1業種1社といった加盟制限を設けないことで加盟企業の拡大を目指す。

「Rポイントカード」は加盟店で配布、専用サイトで利用登録することで使用できるようになる。10月初旬には「Rポイントカード」の会員証バーコード表示機能が付いた無料アプリも提供する予定。「Rポイントカード」で貯めたポイントは、「楽天市場」など楽天グループサービスのほか、一部加盟企業の実店舗で「1ポイント=1円」で利用できる。

ポイントの付与は購入金額100円につき1ポイントの付与が基本。「楽天市場」と同様、キャンペーンなどで利用できるようにするため、商品ごとにポイントを付与したり、全品ポイント2倍といった付与も可能としている。

楽天の三木谷浩史社長は会見で、「楽天市場を立ち上げた時と同じくらいの興奮を覚えている。Rポイントカードを作らなかったり加盟しない理由が見当たらない」とコメント。また、すでに想定を超える取引額になっていることなどを明かした。

Rポイントカードで購入したミントを持って登壇した三木谷社長

開始時点で参画している加盟店並びにサービス名は以下の通り。

  • 出光興産「出光サービスステーション」
  • J.フロント リテイリング「大丸」「松坂屋」
  • サークルKサンクス「サークルK」「サンクス」
  • ポプラ「ポプラ」「生活彩家」「スリーエイト」「くらしハウス」
  • プラザクリエイト「パレットプラザ」「55ステーション」「スタジオパレット」
  • ダスキン「ミスタードーナツ」
  • プロントコーポレーション「プロント」「カフェソラーレ」など
  • ジンコーポレーション「ミュゼプラチナム」
  • モバイル・コマース・ソリューション「得タク」
  • 日本通運「引越しは日通」
  • 引越社「アリさんマークの引越社」

会見には加盟企業・団体の代表者が出席
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