瀧川 正実 2015/3/19 11:00

ディノス・セシールは3月17日、ヤマト運輸が提供している「宅急便受取場所選択サービス」を導入し、全国約2万5000か所のコンビニエンスストアやヤマト運輸営業所で商品を受け取れるサービスを始めた。利用者の利便性向上が目的。

「宅急便受取場所選択サービス」は、通販事業者向けの販売促進支援サービス。荷物の受取場所としてコンビニエンスストアやヤマト運輸の営業所を選択できるもので、全国約2万5000か所で荷物を受け取ることができる仕組み。利用には、ヤマト運輸の無料会員サービス「クロネコメンバーズ」が必要。

ディノス・セシールが今回始めたサービスでは、梱包荷物の三辺合計が70センチメートルを超えるなど、一部商品は対象外となっている。

ディノス・セシールが導入した「宅急便受取場所選択サービス」のサービスフロー

ディノス・セシールが導入した「宅急便受取場所選択サービス」の流れ

受け取り可能店舗の内訳は次の通り。

  • コンビニエンスストア:約2万1000か所(ファミリーマート、サークルK・サンクス、スリーエフ、ポプラグループ<ポプラ、生活彩家、スリーエイト>、ココストア、セーブオン、デイリーヤマザキ、ニューデイズ)
  • マト運輸営業所:約4000か所

ディノス・セシールによると、「宅急便受取場所選択サービス」で、指定できる受取場所のすべてを利用する初めての導入事例という。

EC企業では2014年11月にアマゾンが「宅急便受取場所選択サービス」を導入し、ヤマト運輸の営業所でも商品を受け取れるようにしている。

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