ZOZOがヤフーの「PayPayモール」に出店、1100のアパレルショップが参加
若年層を中心とした顧客基盤を持つ「ZOZOTOWN」が、30~40歳代のユーザーを多く抱えるヤフーの「PayPay モール」に出店することで顧客層の拡大を図る
ZOZOが運営するファッション通販サイト「ZOZOTOWN」が12月17日に「PayPay モール」へ出店した。「ZOZOTOWN PayPayモール店」には約1100のショップが参加している。
若年層中心の顧客基盤を持つ「ZOZOTOWN」が、30~40歳代のユーザーを多く抱えるヤフーのECモールに出店することで顧客層の拡大を図る。
「ZOZOTOWN PayPayモール店」には「nano・universe」「FREAK'S STORE」「UNITED ARROWS」「URBAN RESEARCH」「BEAMS」「JOURNAL STANDARD」「SHIPS」「CIAOPANIC TYPY」「Ungrid」 などが参加した。ショップ数は順次拡大する予定。
ZOZOによると、「ZOZOTOWN PayPayモール店」に参加してもショップのコスト負担が追加で発生することはないという。商品の撮影や採寸、物流、カスタマーサポート業務はZOZOが担うため、手軽に「ZOZOTOWN PayPayモール店」に出店できるとしている。
ヤフーは2019年11月にZOZOを買収。「ZOZOTOWN」が「PayPayモール」に出店したことで、2社の連携が具体化した格好だ。
ZOZOは「PayPayモール」に出店することで、「PayPayモール」のファッションカテゴリー以外からの買い回りが期待できるなど、新規ユーザーとの接点拡大が見込める。一方のヤフーは「PayPayモール」の取扱商品数や顧客層が拡大するメリットがある。
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