「情報を発信し続けてお客さまを育てる」。ピアリビング室水氏が語る海外市場の攻略法
ECに関わるキーパーソンがこれからのECビジネスなどについて語り合う「ECの未来」。司会進行役は人気ECサイト「ozie」を運営する柳田織物の柳田敏正社長。
7回目は防音商材の販売や製作、施行などを行う「ピアリビング」代表取締役の室水房子氏をゲストに迎え、「国内ニッチメーカーが海外に進出する方法」をテーマに語り合う。前半は「日本と海外の防音意識の違い」や「発信し続けることの重要さ」について語る。
室水氏が語る、海外進出で重要なこととは
「2年かかったけれど、ずっと情報を発信し続けたのが大きい」と室水氏は述べる。日本ほど防音への意識がないと言われていた中国に進出した際、「中国では防音商品は売れない」と言われたという。「『やってみなければわからない』と思い、Weibo(ウェイボー)で防音について情報を発信し続けていた。その結果『展示会はないのか』『相談をしたい』という問い合わせが増えた」と中国での施策について語った。
【7回目のゲスト】ピアリビング 代表取締役の室水房子氏
【司会進行】柳田織物 代表取締役の柳田敏正氏
私たち日本人が思っている以上に、日本の製品はすごく愛されている
対談内での印象的な言葉を以下に紹介する。
シンガポールの展示会や中国進出で、日本と海外の防音意識は全く違うことを知った。(室水氏)
防音について中国では一般的に悩んでないと言われていたけれど、実際は悩んでいる方は多くいた。(室水氏)
潜在的な悩みを持っている人に情報を出して、お客様になってもらうことが良いのかなと思う。(柳田氏)
中国では「快適空間工房」という名前にして日本と中国で商標を取り、ピアリビングと「快適空間工房」の両方で発信し続けた。(室水氏)
「どこで買えるのか」といった問い合わせが増えた。「Weibo」などでずっと情報を発信し続けたことが大きかった。(室水氏)
室水氏と柳田氏が語り合った「ECの未来」。詳細をもっと知りたい方は動画をチェックしてください!
「ECの未来」とは
EC業界の著名人などにインタビューし、これからのECを考察する動画メディア。企画・運営はEC支援のサヴァリ。司会進行役の柳田社長がEC業界のキーマンに独自の視点で切り込んでいく。
後半は室水氏が「海外進出で重要なこと」について語ります。