プログラミング知識ゼロでも業務を自動化する「RPA」って何ができるんですか?
ECに関わるキーパーソンがこれからのECビジネスなどについて語り合う「ECの未来」。司会進行役は人気ECサイト「ozie」を運営する柳田織物の柳田敏正社長。6回目はRPA(Robotic Process Automation)の「アシロボ」を提供する「ディヴォートソリューション」取締役の三瀬あゆ美氏をゲストに迎え、「RPAが変える働き方改革とは」をテーマに語り合う。前半は「RPAとは何か」と「アシロボを使った業務効率化」について語る。
三瀬氏が語る、RPAが果たす役割とは
「RPAはAIや物理的なロボットと勘違いされることが多い」と三瀬氏は言う。対談の中で柳田氏の「RPAは難しいイメージ」という発言に対し、「海外など多種多様なRPAがあるが、難しいコマンドが多く難しい。わかりにくいシステムに目を付けて開発したのが『アシロボ』。現時点では改善の余地はあるけれど、ユーザーからは「簡単だね」と言ってもらえている」と三瀬氏は語る。
【6回目のゲスト】ディヴォートソリューション 取締役の三瀬あゆ美氏
【司会進行】柳田織物 代表取締役の柳田敏正氏
RPAはロボットの中でも「動く」ではなく、自身が行っているパソコン業務の「手の代わり」
三瀬氏が発したインタビュー内での印象的な言葉を以下に紹介する。
RPAは「Robotic Process Automation」の略語で、意味は「機械の自動化」。
プログラミング知識がなくても覚えさせたら勝手にやってくれるツール。
物理的なロボットやAIとよく勘違いをされるが、AIというのは目で見て判断する「脳みその働き」。RPAは目を閉じたままキーボードを打つ「手の仕事」のこと。
RPA自体は約10年前から海外で導入されている。日本では3年くらい前から大手企業を中心に導入が進んでいる。働き方改革が言われ始めたタイミングが重なって、RPAを導入し始めた企業が非常に多い。
まず現場担当者でも使える簡単なRPAを安価で作ろう、それをコンセプトに作ったのが「アシロボ」。価格も現時点では業界最安値級。
三瀬氏と柳田氏が語り合った「ECの未来」。詳細をもっと知りたい方は動画をチェックしてください!
「ECの未来」とは
EC業界の著名人などにインタビューし、これからのECを考察する動画メディア。企画・運営はEC支援のサヴァリ。司会進行役の柳田社長がEC業界のキーマンに独自の視点で切り込んでいく。
後半は三瀬氏が「RPA(アシロボ)導入の具体例」について語ります。