エディオンが「Uber Eats」で家電などの販売・配達サービス、国内初の取り組み
エディオンが「Uber Eats」を活用して家電の販売・配送を行う取り組みは、日本の家電量販店として初。利用者はスマートフォンで「Uber Eats」のアプリから商品を注文、決済する仕組み
エディオンはフードデリバリーサービス「Uber Eats」を利用した家電の販売・配送を始める。
「Uber Eats」を利用した家電の販売・配送は、日本の家電量販店として初の取り組み。3月30日から実証実験として開始する。
エディオンAKIBA(東京都千代田区)、エディオン道頓堀店(大阪市中央区)、エディオン心斎橋店(大阪市中央区)の3店舗でスタート。サービスエリア内のオフィスや個人宅を対象に、調理家電やドライヤー、シェーバー、電池や電球などの消耗品、衛生用品などの日用品などを届ける。取扱商品は200品目以上。
利用者はスマートフォンで「Uber Eats」のアプリから商品を注文、決済する仕組み。顧客のさらなる利便性向上を図るため、今後は取扱商品や対象店舗の拡大を検討していく。
ネット通販の強化を進めているエディオンの2020年3月期EC売上高は約144億円。2021年3月期は前期比25%増の180億円を見込んでいる。
今年2月には、受注管理システムやデジタルマーケティングなどのIT企業を傘下に持つPTNの全株式を取得し、子会社化した。PTN傘下のHampsteadは、受注管理システムやJリーグ・プロ野球球団のオフィシャルサイト制作などのシステム開発の実績があり、デジタルマーケティング事業でも多くの実績がある。
店舗販売から物流、マーケティング、ECなどでシステムを進化。事業効率の向上と良質なサービスを提供できる基盤構築、マーケティング体制の強化などにつなげる狙いがある。
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