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ネッ担まとめ

越境ECは時間がかかります。コロナが終息するのにも時間がかかります。であれば、来たるべきインバウンド需要に今のうちから備えましょう。

越境ECは売れる場所を何とかして見つけること

インバウンドのリピート顧客化に役立つ越境EC 今のうちに着手しアフターコロナの成果につなげよう | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/9015

まとめると、

  • 越境ECでは海外で需要のないもの、売れないものを売れる商品にすることは困難。「価値のマトリクス」というフレームワークで自社や商品の現状を整理すると良い
  • 販売実績がない商品は、機能を訴求できる場合はそこを押す。嗜好品など生活必需品以外のものを売る場合は、情緒的価値を満たす必要があり、そこには共感が必要
  • 数字で成果が出ていない国でも物流規制などの障壁が存在している可能性がある。競合が成功を収めている国と類似した文化、消費者層が存在する国を見つけ出し、そこに進出するのも1つの方法
https://eczine.jp/article/detail/9015より編集部でキャプチャ

アフターコロナの世界では、再びインバウンド需要が高まると予測されますが、今のうちに越境ECに取り組み、空中戦の環境整備を行っておけば、越境ECで継続購入しているファンが来日して実店舗に来店する(空中戦→地上戦)、日本の実店舗に来店したインバウンド顧客に帰国後のリピート購入を促す(地上戦→空中戦)といった相互活用も実現できます。
─世界へボカン 代表取締役 徳田祐希氏

コロナが終息したら行きたい国は日本!: 強みは「おいしいゴハン」 | nippon.com
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00803/

こちらの記事と合わせて読むとしっくりくる記事です。越境ECは国内のECと違って売れる場所を見つけるまでにとても時間がかかりますが、アフターコロナのインバウンド需要の準備と考えればちょうど良いくらいですよね。どこかのタイミングでコロナも終息して移動ができるようになるはずですから。背格好が似ている国、風習が似ている国など、チャンスはたくさんあるので先を見据えて取り組んでみましょう。

ファンがいれば仕組みやマーケティング不要で売れてしまう例

経験者ゼロの“鳥オタク”が始めたテーマパーク発のネット通販。「掛川花鳥園」のECビジネス挑戦記 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8607

まとめると、

  • 掛川花鳥園では、以前から売店の商品を通販で販売してほしいという要望があり、個別対応していた。コロナで休園となり、在庫をなんとかするために通販を開始した
  • 「掛川花鳥園は大丈夫なのか?」という気持ちがファンの中にあり、「寄付などの代わりに商品を買って応援しよう」と購入してくれた人が多かった
  • オリジナル商品が多いのは、掛川花鳥園で飼育している鳥の既製品がメーカーにほとんどないからから。開発も鳥オタクの飼育員たちが行っている

ECサイトだけで企業経営が成り立っているわけではありません。そのため、ECサイト一本で運営している企業と比べると、新しいことにチャレンジするハードル、もし上手くいかなくても次にその経験を生かすハードルが低いことが要因としてあります。

また、商品の最終承認を行う総務部長がいるのですが、その人が「赤字にならなければ良いよ。やってみて」と言ってくれる環境なんです。少し変わった商品や売れるか微妙なラインの商品を出しやすい環境ではありますね。
─掛川花鳥園 運営管理部課長・学芸員 バード統括兼広報担当 北條龍哉氏

自然発生的なECサイトの事例です。実はこういった要望って気付いていないだけで、皆さんの周りにも多いはず。コロナでダメージを受けたのであればECやSNSなどの接点を増やすべきですよね。うまくいったのはそもそも商品がユニークだし、飼育員の皆さんも接客がうまかったことが挙げられます。お客様のことを考えていると何をしても良い方向に回っていくんですね。ECが本業ではないので肩の力が抜けているのも良いですね。

コロナが生み出した「おうち時間」で需要が生まれた例

魚が売りづらかったECで突如取引が急増した理由 | ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/267958

まとめると、

  • 2020年の豊洲市場の取扱高は約3586億円で前年比9.7%減。区分別に見ると鮮魚は8.6%減、加工品は2.8%減なのに対し、活魚類は32.9%減で大きな落ち込みとなっている
  • ECでは生産者が出品しやすいECプラットフォームでの売上が伸びている。ポケットマルシェでは2020年5月に水産品の販売個数が前年比で70倍、食べチョクでは2020年は年間を通じて、サイト全体の流通額が42倍だった
  • ECへの出品は「消費者の声を直接聞いて商品の改良に生かせる」「値段を自分で決められるのがいい」という声もある

輸出できなくなったホタテをふるさと納税で15トンも出荷した北海道のメーカーもあります。新潟県の鮮魚店は、内食向けに魚介の炊き込みご飯キットを開発して新たな売り上げを開拓しました。また、大分県では、イカのイベントで行政職員が熱心に販促をした結果、前年売り上げを上回ったとの話もありました。

コロナで短期的に影響を受けた漁業ですが、ECを利用した新たな動きがあったようです。ユーザーも家にいるので魚をさばく時間があって刺身でなくても売れますし、エンドユーザーと接することで漁業に関わる人たちの意識も変わっています。コロナが落ち着いたときにはまた別の動きが出てくるはずなので、その時の対応も考えておきたいですね。

EC全般

顧客体験の向上がCVRアップに直結する理由。調査データ&事例に学ぶCX改善のアプローチ | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8625

ユーザーの見る目が厳しくなればこうなりますよね。

コロナ禍でネットショッピング利用が1年で約8pt増 品揃えや価格以外に口コミも判断材料/まねーぶ調査 | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/9073

ユーザーがどんどん賢くなっていますし、選択肢も増えています。

不便さや非合理性が、強烈なブランド体験を作る | ウェブ電通報
https://dentsu-ho.com/articles/7723

n=1というやつですね。外から見ると不便でもその「1」にはそうでもないのがポイント。

それでもやっぱり今は有料リンクスパムをおすすめできない理由 | CyberAgent SEO Information
https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12668649936.html

企業としてリンクを買うことは、私もまったくお勧めできません。

電車通勤中にスマホでしていることランキング 「ゲーム」や「ニュース・天気のチェック」を抑えて1位になったのは? | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2104/11/news012.html

1位はSNS。ECは少なめ。

男女400人の新生活で必要な家電1位はPC、生活や仕事の必需品に | BCN+R
https://www.bcnretail.com/market/detail/20210413_221280.html

Zoomなどが当たり前になってきたので、PCがないと生活できない世の中になってきたのかもしれません。

今週の名言

「新しい売り方」というのは、

案外、良い結果を生み出さないもなんです。

儲からない人ほど忙しくなる理由 | 竹内謙礼の「ネット広告」
https://e-iroha2.com/bokan-magazine/net-ad/moukaranai-b/

新しいことを始めたら既存の取り組みがおろそかになって共倒れ……というのはよく聞く話です。足元を固めることから。

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森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

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