ユナイテッドアローズのEC売上は11.7%増の326億円、EC化率は32%【2021年3月期】

開発を進めている自社ECサイトは、2021年1月までにサービス全体の検証と導入テストが完了する予定。2022年春には自社インフラを活用した自社ECサイトのリリースをする

石居 岳

2021年5月11日 9:00

ユナイテッドアローズの2021年3月期EC売上高は前期比11.7%増の326億3000万円だった。EC化率は同9.4ポイント増の32.0%。

ECによる既存店の売上高は同6.8%増、顧客数は同25.8%増だったが、客単価は同11.4%の減少となった。

ユナイテッドアローズの2021年3月期EC売上高は前期比11.7%増の326億3000万円
チャネル別売上(画像はIR資料からキャプチャ)

2021年3月期の連結売上高は、同22.7%減の1217億1200万円。連結営業損失は66億1300万円。

ユナイテッドアローズの既存店実績について
既存店実績について(画像はIR資料からキャプチャ)

機能戦略の1つとしてOMOを推進。通販サイトの自社運営化に向けた開発を進めながら、SNSを使ったライブ配信、オンライン接客などの取り組みを拡充し、顧客の購買行動の変化に向けた対応を進めた。

開発を進めている自社ECサイトは、2021年1月までにサービス全体の検証と導入テストが完了する予定。現在は開発導入に向けた業務やシステムの整備を行い、2022年春には自社インフラを活用した自社ECサイトのリリースを予定する。

販売・販促面では、販売員が店舗に勤務しながら、インスタライブやLINE接客に参加する取り組みを強化した。特に「green label relaxing」では、LINE接客、インスタライブ、店舗ブログ、スタッフスタイリングなどさまざまなオンライン販促を実施。顧客が気になった商品をLINE接客で確認、店舗に取り寄せ、試着、購入といったオンラインとオフラインをシームレスにつなぐ新たな買い物方法を推進した。

こうした取り組みを推進し、セット率や客単価向上を意識して取り組み、プロパー消化率改善につなげていく。

新しい時代に即したブランド開発については、ライフスタイル軸のレーベルとしてアウトドア商品を展開する「コティ ビューティ&ユース」を開始。今後もヨガなどウェルネス関連商品の展開を進めていく。

また、EC・カジュアル主体の新規ブランドを、「green label relaxing」とコーエンの中間価格帯で2021年秋冬に開始する予定。

ユナイテッドアローズの取り組みの総括
取り組みの総括(画像はIR資料からキャプチャ)

 

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