藤田遥 2021/5/24 8:00

BEENOSグループのBeeCruiseはUCC上島珈琲、JTBと共同でアジア向けオンラインツアー「UCCコーヒー×JTB×BeeCruise特別企画 UCCコーヒーの美味しさとその秘密を知る オンラインライブ中継見学ツアー (抽出実習付き)」を実施する。主な対象者はアジア圏の越境ECの代理購入サービス「Buyee(バイイー)」ユーザーで、初回は2021年7月3日(土)。

コーヒーの淹れ方も学べるオンラインツアー

オンラインツアーでは、ハワイにあるUCCコーヒー直営農園、神戸市にあるUCCコーヒー博物館からライブ中継を実施。案内はすべて英語で行う。ライブ中継ではないが、UCC六甲アイランド工場での品質検査や製品化までの加工工程などの映像も配信する。

直営農園からは、コーヒー栽培やコーヒー焙煎のようすなどを参加者からの質疑応答を交えて配信する。場合によっては農園で働くスタッフとのコミュニケーションも行うという。

BEENOS BeCruise JTB UCC上島珈琲 オンラインツアー アジア向け ツアー内容とタイムテーブル
オンラインツアーの内容とタイムテーブル(説明会資料からキャプチャ)

事前に「Buyee」(日本の通販商品・オークションの代理購入・代理入札サービス)に会員登録したツアー参加者には、ドリップコーヒーのギフトセット「チョコフルチーズに合うセット(6個入り)」を郵送する。

BEENOS BeCruise JTB UCC上島珈琲 オンラインツアー アジア向け チョコフルチーズに合うセット
「チョコフルチーズに合うセット(6個入り)」。チョコレートやフルーツ、チーズに合うドリップコーヒーとパーペードリッパーのセット(画像はUCCオンラインショップからキャプチャ)

ツアー当日は届いたセットを使用し、自宅でプロの抽出方法やフードペアリングを学びながら、自分自身でコーヒーのドリップに挑戦するワークショップを行う。

BEENOS BeCruise JTB UCC上島珈琲 オンラインツアー アジア向け ワークショップのデモンストレーション
ワークショップのデモンストレーション

ツアーの所要時間は150分でZoomを利用する。定員は20人で、費用は6000円。初回の7月以降、9月と11月に実施予定。

「日本ロス消費」を取り込む

近年、アジアのコーヒー需要に伴い、UCCコーヒー博物館への海外からの来館者が増加していたが、新型コロナの影響により2021年5月現在は来館できない状況になっている。一方で、在宅時間の増加により、コーヒーの愛飲者が増加していると予想する。

BEENOS BeCruise JTB UCC上島珈琲 オンラインツアー アジア向け
UCC上島珈琲が運営するコーヒー全般について学べる教育機関「UCC COFFEE ACADEMY(ユーシーシー コーヒー アカデミー)」では、2020年からライブセミナーやオンライン講座を実施しており、そこで得た経験を生かすという。

コロナ禍でインバウンド需要が激減する一方、訪日できないことから「日本ロス消費」が発生、日本商品の購買はオンライン上の越境ECに移行しているという。2020年度の「Buyee」の流通総額は前年比22.3%増加と過去最高を記録した。

今回のツアー実施に際し、BeeCruiseは次のようにコメントした。

「カップから農園まで」を理念とするUCCコーヒーによる上質なコンテンツの提供と、JTB監修による充実したオンラインツアー体験、そしてBeeCruiseによる海外代理購入サービス「Buyee」を活用した一気通貫の販売サポート体制の構築により、拡大するオンラインツアー市場において、参加するだけではなく、参加者自身の行動を伴う体験を提供することで、その先の消費行動の喚起を図ります。

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