瀧川 正実 2021/7/20 7:00

ファーストリテイリングが7月15日に発表した2020年9月-2021年5月期(第3四半期累計)の連結業績によると、国内ユニクロ事業におけるEC売上高は約1026億円で着地したようだ。

第3四半期累計でのEC売上高は公表していないが、第3四半期(2021年3-5月)は前年同期比2.3%増の288億円。2020年9月-2021年2月期(中間期)のEC売上高は前年同期比40.5%増の738億円だったため、合算すると1026億円となる。

2020年8月期の国内ユニクロ事業におけるEC売上高は前期比29.3%増の1076億円。2021年8月期は大幅に記録が更新される見通しだ。

連結売上高は同9.9%増の1兆6980億円。国内ユニクロ事業は同12.7%増の6751億円だった。国内ユニクロ事業に占めるEC売上高の割合は15.8%。

なお、第3四半期のEC売上高が微増にとどまったのは、前年同期はコロナ禍でネット通販利用が大幅に増えたたため。2年前比では約5割の増収だったという。

第3四半期における販売管理費の割合は前年同期比6.1ポイント減の38.4%。EC関連の物流費の効率化などで削減できたという。

ファーストリテイリングが10月15日に発表した2020年8月期連結決算によると、国内ユニクロ事業のEC売上高が1000億円を突破、前期比29.3%増の1076億円となった
国内ユニクロ事業のEC売上高推移(画像はIR資料から編集部が作成)
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