藤田遥 2021/7/21 8:00

BEENOSの連結子会社であるデファクトスタンダードの宅配買取サービス「ブランディア」と、楽天グループが運営するフリマアプリ「ラクマ」がサステナビリティに関する共同調査を行った。サステナビリティの認知度は約7割で、意識している活動は「マイバッグ」と「不要品のリユース」だった。

調査日は2021年5月20日、調査対象は楽天「ラクマ」ユーザーと「ブランディア」ユーザー661人。

約7割がサステナビリティを認知

調査対象者にサステナビリティについて聞いたところ、「意味を知っている」(47.7%)と「聞いたことはあるが意味はわからない」(22.2%)を合わせ、約7割が認知していることがわかった。

ブランディア 楽天ラクマ サステナビリティの認知度 デファクトスタンダード 楽天グループ 調査
「サステナブル(サステナビリティ)」を知っているか(n=661)

7割以上が「サステナビリティを生活に取り入れたい」

サステナビリティについての説明を行った上で、日常生活にサステナビリティを取り入れたいか聞いたところ、76.3%が「取り入れたい」と考えていることがわかった。

ブランディア 楽天ラクマ サステナビリティを生活に取り入れたいか デファクトスタンダード 楽天グループ 調査
「SDGs」「サステナブル(サステナビリティ)」を日常に取り入れたいと思うか(n=661)

意識している活動「マイバッグ」「リユース」が上位に

「サステナビリティの意味を知っている」と回答した人に、日頃から意識しているサステナビリティについて聞いたところ、最多は「マイバッグの利用やゴミの分別」(83.5%)で、次いで「不要品のリユース(捨てない・購入)」(77.8%)「長く使えそうなものの購入」(55.9%)だった。

ブランディア 楽天ラクマ 日頃から意識しているサステナビリティ デファクトスタンダード 楽天グループ 調査
日頃から意識しているサステナビリティについて(n=315)

リユースサービスの利用ジャンル「衣類・子ども服」がトップ

上記質問で「不要品のリユース」と回答した人に、不要品を処分するリユースサービス(フリマへの出品・出張買取・リユースショップでの買取など)を活用するジャンルを聞いた結果、「衣類・子供服」が84.1%で最も高く、次いで「本」が70.7%、「ブランド品」が57.8%だった。

ブランディア 楽天ラクマ 不要品を処分する際のリユースする物のジャンル デファクトスタンダード 楽天グループ 調査
不要品を処分する際のリユースする物のジャンルについて(n=270)

不要品処分時、複数のリユースサービスを利用

2021年2月1日~4月30日の間で不要品処分に利用したサービスを聞いたところ、楽天「ラクマ」ユーザーの42.0%、「ブランディア」ユーザーの38.4%が「リユースショップ」など他のサービスを併用していることがわかった。

最も併用しているサービスについて、楽天「ラクマ」ユーザーは「リユースショップ」が26.4%、「ブランディア」ユーザーは「フリマアプリ」が25.6%だった。

ブランディア 楽天ラクマ 併用しているリユースサービス デファクトスタンダード 楽天グループ 調査
併用しているサービス(楽天ラクマ:n=333、ブランディア:n=328)

約3人に1人がブランドの衣類回収に参加

アパレルブランドなどが不要になった衣類などを店舗で回収する「衣類回収」の参加経験を聞いたところ、「ある」は35.9%だった。

「ある」と回答した人にどのブランド(店舗)の回収に参加したか聞いたところ、「ユニクロ」(155人)が最も多く、次いで「H&M」(21人)「GU」(9人)だった。

ブランディア 楽天ラクマ 衣類回収の参加有無 デファクトスタンダード 楽天グループ 調査
ファッションブランドの衣類回収に参加したことがあるか(n=661)
調査実施概要
  • 調査タイトル「サステナビリティに関する意識調査」
  • 調査方法:オンラインによるアンケート
  • 調査期間:2021年5月20日
  • 調査対象:楽天「ラクマ」ユーザー、「ブランディア」ユーザー
  • 調査サンプル数:661件(内訳:楽天「ラクマ」333件、「ブランディア」328件)
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