サステナビリティの認知度は約7割、意識的な活動は「マイバッグ利用」「不要品のリユース」【ブランディアと楽天ラクマの調査】
BEENOSの連結子会社であるデファクトスタンダードの宅配買取サービス「ブランディア」と、楽天グループが運営するフリマアプリ「ラクマ」がサステナビリティに関する共同調査を行った。サステナビリティの認知度は約7割で、意識している活動は「マイバッグ」と「不要品のリユース」だった。
調査日は2021年5月20日、調査対象は楽天「ラクマ」ユーザーと「ブランディア」ユーザー661人。
約7割がサステナビリティを認知
調査対象者にサステナビリティについて聞いたところ、「意味を知っている」(47.7%)と「聞いたことはあるが意味はわからない」(22.2%)を合わせ、約7割が認知していることがわかった。
7割以上が「サステナビリティを生活に取り入れたい」
サステナビリティについての説明を行った上で、日常生活にサステナビリティを取り入れたいか聞いたところ、76.3%が「取り入れたい」と考えていることがわかった。
意識している活動「マイバッグ」「リユース」が上位に
「サステナビリティの意味を知っている」と回答した人に、日頃から意識しているサステナビリティについて聞いたところ、最多は「マイバッグの利用やゴミの分別」(83.5%)で、次いで「不要品のリユース(捨てない・購入)」(77.8%)「長く使えそうなものの購入」(55.9%)だった。
リユースサービスの利用ジャンル「衣類・子ども服」がトップ
上記質問で「不要品のリユース」と回答した人に、不要品を処分するリユースサービス(フリマへの出品・出張買取・リユースショップでの買取など)を活用するジャンルを聞いた結果、「衣類・子供服」が84.1%で最も高く、次いで「本」が70.7%、「ブランド品」が57.8%だった。
不要品処分時、複数のリユースサービスを利用
2021年2月1日~4月30日の間で不要品処分に利用したサービスを聞いたところ、楽天「ラクマ」ユーザーの42.0%、「ブランディア」ユーザーの38.4%が「リユースショップ」など他のサービスを併用していることがわかった。
最も併用しているサービスについて、楽天「ラクマ」ユーザーは「リユースショップ」が26.4%、「ブランディア」ユーザーは「フリマアプリ」が25.6%だった。
約3人に1人がブランドの衣類回収に参加
アパレルブランドなどが不要になった衣類などを店舗で回収する「衣類回収」の参加経験を聞いたところ、「ある」は35.9%だった。
「ある」と回答した人にどのブランド(店舗)の回収に参加したか聞いたところ、「ユニクロ」(155人)が最も多く、次いで「H&M」(21人)「GU」(9人)だった。
調査実施概要
- 調査タイトル:「サステナビリティに関する意識調査」
- 調査方法:オンラインによるアンケート
- 調査期間:2021年5月20日
- 調査対象:楽天「ラクマ」ユーザー、「ブランディア」ユーザー
- 調査サンプル数:661件(内訳:楽天「ラクマ」333件、「ブランディア」328件)