中川 昌俊 2014/11/26 16:00

ファッションECモール「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイは11月25日、各ブランドのアウトレット品を販売する「ZOZOOUTLET」を閉鎖した。「ZOZOTOWN」では夏冬のセールやタイムセールなどを随時実施しているため、出店ブランド側のアウトレットへの需要が少なく、品ぞろえが薄い状態が続いていた。そのため、売り上げも小さかったという。また、ハイエンドのブランドを集めたECサイト「ZOZOVILLA」も閉鎖する。「ZOZOVILA」の商品の販売は今後「ZOZOTOWN」で行っていく。

「ZOZOOUTLET」は2010年11月に開設。常時、100~200ブランドが出品し、1000~2000商品の取り扱い規模となっていた。「ZOZOTOWN」では常時21万点の規模で、ユーザーの多くは「ZOZOTOWN」で買い物をしている状況だった。

「ZOZOTOWN」は今年、開設10周年を迎え、大規模なリニューアルを実施しており、「ZOZOOUTLET」「ZOZOVILA]の閉鎖もその一環としている。

「ZOZOOUTLET」「ZOZOVILA」のほか、ファッション情報の交流サイト「ZOZOPEOPLE」、全国のショップ検索ナビゲーションサイト「ZOZONAVI」も閉鎖、ファッションコーディネートアプリサービス「WEAR」に統合した。

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