Amazonの2022年プライムデー流通総額は120億ドル超(推計)
Amazonが7月12~13日に24か国で実施したプライム会員向けセール「プライムデー」に関し、米国のEC専門誌大手『Digital Commerce 360』は流通総額が120億ドルを突破したと推計した。伸び率は2021年推計値比で8.1%増。
Amazonによると、プライム会員は世界中で3億点以上の商品を購入した。Amazonデバイス、PC機器などを特別価格で提供したことを踏まえ、「プライム会員が“節約”した金額は17億ドル以上」と説明。過去に実施したプライムデーで最も高い数値になったとしている。
アマゾンジャパンも7月14日に公表したリリースで同様の表現を使用。「2日間のイベントで節約された金額は、これまでのプライムデーのなかで最高の総額270億円以上となった」という。
なお、Amazon、アマゾンジャパンともに流通総額は公表していない。
日本市場の「プライムデー」について
マーケットプレイスに出品・出店している販売事業者による売上個数は約1400万個で、過去最高の流通総額を記録したという。また、「プライムデー」でプライム会員に新規登録したユーザー数も過去最多。
プライム会員が購入した商品のトップカテゴリーは、日用品、食品・飲料、ホーム&キッチン、ファッション、家電など。いずれも日々の生活に密接した商品カテゴリーとなった。
特に多かったのは「Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)付属」「[Amazon限定ブランド] Smart Basic 炭酸水 ラベルレス 500ml ×24本 富士山の強炭酸水」「【まとめ買い】トイレクイックル つめかえ用 ジャンボパック 20枚 × 3個」「[Amazon限定ブランド]デカラクサイズ アタックZERO 洗濯洗剤 詰め替え 2150g 大容量」「スマートリモコンSwitchBot Hub Mini」という。