ビィ・フォアード、2025年12月期の売上高は1609億円で過去最高を記録。中古車の販売台数は19万台

売上高、販売台数ともに過去最高を更新した。滞留在庫の抑制、利益率を確保できる優良在庫の選別買い付けなどの取り組みが成果につながっている

大嶋 喜子[執筆]

7:30

中古車などの越境ECサイトを運営するビィ・フォアードは4月14日、2025年12月期の売上高が過去最高の1609億4642万円に達したと発表した。中古車の販売台数は19.0万台で過去最高販売台数を記録したという。

なお、ビィ・フォアードは2024年12月に、決算月を6月から12月へ変更している。 従来は7月1日から翌年6月30日までが事業年度だったが、決算・予算編成・業績管理などの効率化・強化などから事業年度を毎年1月1日から12月31日までとした。

ビィ・フォアードが運営する中古車などの越境ECサイトトップページ(画像は編集部がサイトから追加)
ビィ・フォアードが運営する中古車などの越境ECサイトトップページ(画像は編集部がサイトから追加)

2025年12月期の日本経済は、円安基調の継続が輸出環境を下支えした一方、資源価格の高騰や地政学リスクに伴う物流網の混乱が続いた。中古車輸出業界では年間輸出台数が170万台を超え、新興国を中心とした需要の拡大と価格競争の激化が見られたという。

ビィ・フォアードは中東・紅海情勢に伴う船腹不足に対応するため、船会社との関係を強化し、自動車専用船とコンテナ船を使い分けた。これにより滞留在庫を抑制し、安定した出荷につなげた。

円安に伴う国内オークション相場の高騰に対しては、ビィ・フォアードは利益率を確保できる在庫の選別買い付けに力を入れた。東南アフリカ諸国、カリブ諸国、UAEへの供給を優先したことが、収益性の向上に寄与したという。

ビィ・フォアードは現在、株式上場の準備をしている。直近最後の12か月の事業年度である2024年6月期の売上高は前期比8.9%増の1180億8322万円、中古車の世界販売台数は同20.8%増の15.7万台だった。

展開する事業は、海外への中古車販売事業、海外への自動車パーツ販売ストア運営、「ポチロジ(海外輸送サービス)」、アフリカビジネス進出サポートなど。

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