アイリスオーヤマの公式通販サイト「アイリスプラザ」を運営するアイリスプラザはこのほど、マイナビが運営する生活雑貨のECサイト「kurasso(クラッソ)」事業を譲り受けると発表した。「アイリスプラザ」とのシナジーを生かし、さらなる付加価値の創出をめざす。4月2日付で事業譲渡契約を締結し、譲渡譲受日は6月下旬~7月上旬の予定している。

ECサイト「kurasso」は、マイナビが2018年に「暮らしの悩み解決」をコンセプトとした情報サイトとして運営を開始。読者からの要望を受けて生活雑貨を中心としたECサイトへと事業を拡大してきた。アイリスプラザは、ライフハックと商品提案を通じて生活者に寄り添う姿勢が自社の理念と親和性があり、付加価値を創出できると判断し、事業譲渡契約の締結を決めた。
新体制での「kurasso」の運営は7月下旬〜8月上旬。円滑な事業承継・運営体制の構築のために、移行前には一時的に新規注文の受付を停止する。受付停止期間中の既存の注文の発送、問い合わせ対応はマイナビが担う。
アイリスプラザは2001年からインターネット通販事業を開始。現在の会員は500万人以上となっている。アイリスオーヤマの商品を中心に、家電・食品・日用品・ペット用品など30カテゴリ、約10万点の商品を展開。2025年3月からはマーケットプレイス機能の本格運用、ふるさと納税納付受付サービスの開始など、生活者のニーズに合わせたサービスの拡充を進めている。
アイリスグループは、2026年12月期は売上高8640億円(前期比8.7%増)、アイリスオーヤマ単体の売上高は2727億円(同10.9%増)をめざしている。BtoC事業では「顧客接点の強化」を掲げ、食品・日用消耗品を中心に、商品のラインアップ拡充と輸出を戦略的に行っていく。

