デイトナが自社ECを他ブランドも扱うECモールに刷新、OMOプラットフォームとして展開
デイトナ・インターナショナルは11月29日、自社オンラインストア「FREAK'S STORE ONLINE SHOP」のコンセプトとデザインをリニューアルし、特定ブランドに偏らないECモール「Daytona Park(デイトナパーク)」としてローンチした。
「FREAK'S STORE」以外のファッションブランド「Firsthand」「Freada」、バイタミックス社製のハイパワーブレンダー「Vitamix(バイタミックス)」など社外ブランドとアライアンスを組み、ユーザーへ新たな発見を届けるとしている。
デイトナは実店舗において2022年3月、OMOのモデルとして世界初の「オリジナルインタラクティブミラー」を「FREAK'S STORE」名古屋PARCO店に導入。AIカメラによるアイテムレコメンドやフェイス・パーソナルカラー診断、ファッションタイプ診断などさまざまな機能を搭載。診断結果からアイテムを選ぶことで新たな視点での買い物を提案をしている。
今回のモール化によって、オンラインとオフラインをシームレスに連携し、新たな体験価値をユーザーに提供。社外ブランドも含めて店舗とオンラインストアの両方に出店できるOMOプラットフォームにしたという。
モール化に合わせてブランドごとの世界観が伝わる「ショップトップページ」を新設。ブランドごとに専用ページを設置し、ブランドビジュアル、トピックスやイベント情報、新着商品、スタイリングなどを1つのページにまとめた。これにより、ユーザーの気になるブランド情報をまとめてダイレクトに閲覧することが可能となった。
リニューアルに合わせて検索機能も強化。最新の画像検索AI機能や、これまでになかった機能軸を追加し、さまざまな検索を可能にした。顧客の手元にある写真から商品を検索し、類似商品を探せる機能を搭載。SNSなどで見かけて気になったアイテムの類似商品を簡単に探すことができるようにした。
サステナブルに対する取り組みを示す「サステナブルアイテム」をカテゴリーへ追加。「エコマーク」「エシカルマーク」の独自アイコンを商品ページへ掲出する。その商品がどのような素材で作られたのか、どのような取り組みの中で生まれたのか判断できるようにした。
スマートフォン版には、操作しやすいボトムナビゲーションを配置。これによりスタイリングスナップや検索機能、お気に入り機能などへすぐにアクセスできるようにした。
2023年6月にはWEB3.0×OMO×コマースをめざす、進化版のOMOプラットフォーム2.0をローンチする予定。