SMS配信サービス「Cuenote SMS」がワンタイムパスワードによる多要素認証に対応、新バージョンとして提供開始
ハードウェア、ソフトウェアトークンを利用した多要素認証に対応し、 セキュリティを強化する
ユミルリンクは、SMS(ショート・メッセージ・サービス)配信サービス「Cuenote SMS」をワンタイムパスワード(一度だけ有効な使い捨てパスワード)による多要素認証に対応、新バージョンとして提供を始めた。
新バージョンは、より厳重なセキュリティ対策の一環としてワンタイムパスワードによる多要素認証に対応。導入企業のセキュリティ強化を支援する。
利用企業の環境に合わせたセキュリティ強化を実現
ワンタイムパスワードの表示は、ハードウェアトークン、ソフトウェアトークン(※)の双方に対応し、「Cuenote SMS」の標準機能として提供する。
(※)トークンとは、ワンタイムパスワードを表示する機器のこと。キーホルダータイプなどの専用機器にパスワードを表示する「ハードウェアトークン」、スマートフォンに専用アプリをダウンロードしてパスワードを表示する「ソフトウェアトークン」が一般的。
ログイン時に必要な「ID・パスワード」による認証に加え、新たにワンタイムパスワードを加えた多要素認証に対応することで、利用企業の環境に合わせた、柔軟かつ実効性の高いセキュリティ対策を実現した。
リモートワークの普及により、オフィスに限らず自宅などで業務にあたるケースが増えている。オフィスでの業務を前提としたセキュリティ対策に加え、それぞれの業務環境からのログイン時にも強固なセキュリティを確保できる方策が求められているという。新機能はこうした需要に応える。
ユミルリンクが提供するメッセージングプラットフォーム「Cuenote(キューノート)」シリーズの、月間のメール・SMS配信数は、国内最大規模となる69億通だという。サービス契約数は2000件超となっている。
機能強化の概要
- ログイン時の認証方法に「ワンタイムパスワード」を追加
ID・パスワードによる認証に加えて、IPアドレス制限、もしくは、ワンタイムパスワードによる認証のいずれか、又は、その両方を組み合わせることによって、より強固なセキュリティ対策ができるようになる。 - ワンタイムパスワードの発行は、ハードウェアトークン、ソフトウェアトークンのどちらかを選択可能
認証に必要なワンタイムパスワードの発行方法として、ハードウェアトークン、または、ソフトウェアトークンのいずれかを選択できる。
提供形態と価格
- 提供形態:クラウドサービス(ASP・SaaS)
- 価格:初期費用は無料。利用料金などの詳細は問い合わせを受け付ける
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