ANAグループがECモール事業に参入。成城石井、髙島屋、ディノス、全日空商事、日テレ7など出店する「ANA Mall」とは

約3800万人のANAマイレージクラブ会員を有するANAグループが立ち上げたのは「ANA Mall」。グループ会社のANA Xが運営を手がける

石居 岳[執筆]

2023年2月2日 8:30

ANAグループがECモールビジネスに参入する。

ANAのマイルが貯まる・使えるECモールを1月末に開設し、パートナー企業は出店形式で参加することが可能。全店舗でANAマイルが貯まり、「1マイル1円相当」で使うことができる。

スタート時には、アンファー、九南サービス、ストリーム、成城石井、髙島屋、ツインバード、DINOS CORPORATIN、ドウシシャ、日テレ7、ハースト婦人画報社、リンベル、全日空商事などが出店した。

約3800万人のANAマイレージクラブ会員を有するANAグループが立ち上げたECモールは「ANA Mall」
「ANA Mall」のTOPページ(画像は編集部がキャプチャして追加)

約3800万人のANAマイレージクラブ会員を有するANAグループが立ち上げたECモールは「ANA Mall」。グループ会社のANA Xが運営を手がける。

コンセプトは、“旅と日常がつながるECモール”。「ANA Mall」の特徴は次の通り。

買い上げ金額100円につき1マイル、ANAカードで買い物をした場合は、100円で2マイルが貯まる。貯めたマイルは1マイル=1円で買い物に利用できる。キャンペーンやクーポンにより、マイルの積算率が異なることがあるという。

ANAグループ直営店だけでなく、国内有数のショップが出店する。モール開店時には、食品や家電、家具、衣類、化粧品など23ショップが出店。今後、出店ショップ数や取扱商品数を増やしてく。

「ANAショッピングA-style」や、地域の魅力を旅する店「TOCHI-DOCHI」など、ANAグループのECショップ5店舗を「ANA Mall」に集約。モールを通じて、ANAグループ各ショップへの直接訪問やモール内での商品検索も可能にした。ANAグループでは航空関連グッズや機内食、地域特産品など、様々な商品を展開していく。

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