アイスタイル、実店舗・ECのリテール事業が絶好調の理由

アイスタイルの実店舗・ECビジネスを手がけるリテール事業が好調だ。2024年6月期のリテール事業の売上高は前期比44.2%増の421億円。2024年7-12月期(中間期)も同28.1%増の255億円と好調を維持している。その成長要因の1つには、大型イベントによる流通総額の躍進があげられる。
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アイスタイルの実店舗・ECにおける販売で重要ポイントにあげるのが年2回のリテールイベント。毎年6月は「@cosme SPECIAL WEEK」、12月には「@cosme BEAUTY DAY」を実施している。
2024年に実施したリテールイベントの流通総額(会計上の売上高は流通総額からポイント発行分を差し引いたものを計上)は、「@cosme SPECIAL WEEK」が22億円、「@cosme BEAUTY DAY」が30億円に達した。
リテールイベントは最大30%のポイントバックや特別アイテムを販売。EC・店舗連携の促進などで認知度は年々拡大、新規顧客の増加にも寄与しているという。
2024年6月期におけるEC売上高は142億円。アイスタイルでは「店舗とECの併売、特に店舗のお客さまにECも利用してもらうことに注力」。店舗とECの併売率は約25%で、併売客の購入金額はECのみの利用者と比べて1.5倍以上という。
アイスタイルのリテール事業が拡大しているのはこうした優良顧客の育成にあるのだが、これにイベントがどう貢献しているのか。ネッ担が主催するオンラインセミナーイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2025 ~ECサクセスストーリー大集合~」(3月13日(木))にアイスタイルリテールの浦田望氏(ECカンパニー カンパニー長)が登壇。「@cosme SHOPPINGの成長戦略~大型イベントの躍進~」と題して、成長の秘訣(ひけつ)を明らかにする。

ネットショップ担当者フォーラムでは3/13(木)に、オンライン配信のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2025 ~ECサクセスストーリー大集合~」を配信します。
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