ビームス、北アメリカに現地法人を設立。2025年春に現地向けECサイトのオープン見込む
ビームスはこのほど、北アメリカ地域における事業の確立と強化のため、米国カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とする現地法人BEAMS America, Inc.の設立を発表した。2025年春には北アメリカ地域を対象とした常設のECサイト(beams-america.com)の開設を予定しており、現在はティザーサイトを公開している。

BEAMS America, Inc.運営で、2025年3月7日から4月20日までの期間限定で、メンズカジュアルレーベル「BEAMS」を中心としたポップアップショップ「BEAMS POP-UP LA」をロサンゼルスのダウンタウン地区で開催。期間中は現地の顧客を中心とするローカルコミュニティーを招いて、新商品のローンチイベントやレセプションパーティーなども行う。

ビームスの設楽洋代表取締役社長は次のようにコメントしている。
ビームスは2026年に50周年を迎える。大きな節目となるタイミングで、満を持してアメリカに拠点を設ける。各地でそうしてきたように、アメリカでもまたコミュニティーを築きながら共に進化を続けるなかで、互いの文化の融合から生まれる化学反応を楽しみにしている。
ビームス 設楽 洋 代表取締役社長
BEAMS America, Inc.は、ビームスの長年のパートナー企業であるPacific Fashion Works, LLCとビームスの合弁会社として、2024年9月に設立した。Chief Executive Officer(CEO)は、ビームス常務取締役の宅間正之氏。
北アメリカ地域における事業の確立と強化をめざし、常設店の出店を視野に入れて始動しており、2024年11月から12月にかけてロサンゼルスで、2025年1月から2月にかけてニューヨークで、オリジナルメンズレーベル「BEAMS PLUS」の期間限定店舗を出店した。