「等身大」で続けたっていい! フリーランス12年のリアルから学ぶこと【ネッ担まとめ】

華やかな成功談も参考になりますが、むしろ「地に足の着いたリアルなストーリー」こそ、学びの宝庫かもしれません。今回の「ネッ担まとめ」では、年商1000万円を12年間継続しているフリーランスの人の視点から、仕事を長く続けるための「戦い方」と「構え方」を考えます。「自分自身がどう生きるか」「どう仕事と付き合うか」を見つめるきっかけになれば幸いです。
これからの人生、どう考えていますか?
年商1000万12年継続フリーランスの見本にならない実情 | note | ナカツカレイオ|Web制作屋のひとりごと
https://note.com/solo_web/n/n360ee3d13485
住んでいた池袋から、連絡いただいたその日に埼玉・三郷まで打ち合わせに行き、その会社とは5年にわたって取引が続いた。
他には面倒で敬遠されがちな領域を積極的に選んだ。
当時は販促LPや楽天ページなどはあまり人気がなく人手が少ない分野だったので、ここなら勝負できる!と飛び込んだり、それら以外にも事業マッチングサイトや解体工事などのニッチ業種の案件も拾い続けた。
また異業種交流会など同業者よりも発注者がいるであろうコミュニティに参加したのも仕事に繋がった。(15年以上の付き合いになる会社との接点もこういった場所から)
過去の自分に言いたいことは、「身の丈をきちんと把握しろ」ということ。
これは「挑戦するな」という意味ではありません。
ただ、「その行動は、本当に必要なトライか?それとも単なる見栄や背伸びか?」と自問自答すること。
自分の性格や置かれた環境を理解し、無理なく進んでいくことが、何より大切だったと今は痛感しています。
(中略)
成功した人の話やノウハウも、前提が違えば無理に真似する必要はないと思うし、何事も参考程度にしつつ自分にハマれば付き進めばいいんじゃないかと思います。
「挑戦」と「背伸び」は、紙一重ですよね。どこかで「誰かになろうとしていた自分」に気づけるかどうかが、仕事の続け方を変える転機になるのかもしれません。
周りと比べすぎず、自分に合ったサイズで前に進む。自分じゃない他人のノウハウを鵜呑みにしすぎず、自分の地図に引き直す。それでもいいじゃないですか。自分の人生なんだから。
この試行錯誤の上で12年継続できているということ、それ自体、仕事だけではなく人間として素晴らしいことだと思います。
要チェック記事
こりゃ手に取りたくなるわ…ティッシュ配りの成功率が約5倍に爆伸びしたユーモラスな仕掛けとは | PRESIDENT Online
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ユーモアや笑いは人間の防御力を下げる。これ、マーケティングでもけっこう本質かもしれません。困ったときは笑わせればなんとかなる!?
≪プリクラ誕生30年≫市場規模は大幅減も「令和10代女子」の86%が利用! スマホで実現しにくい"雰囲気盛り"の進化とは? | 東洋経済ONLINE
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「平成レトロ」ですか~。こういうネーミングがつくこと自体、一時的なトレンドに思えますが、プリクラは「体験化」していてずっと流行っているような。
連結売上高は2,560億円。野菜のネーミングを工夫したらヒット続出。ミールキットの写真を「ファースト判断軸」に沿って変えたら購入率アップ。宅配サービスの「Oisix」に聞く成長施策。 | アプリマーケティング研究所
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おお、そこから入っていくのか。Oisixの創業間もないころの話からサービスの進化のポイントを読むことができます。やはりヒット商品が成長速度を変えますね。
「ユニクロペイ」サービス終了へ 26年1月に完全終了、スケジュールは | ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2509/19/news135.html
決済方法のカオスも少しずつ集約の方向に動いている感じなんですかね。ユニクロといえど、自社独自の決済利用はあまり多くなかったのかもしれませんね。
2010年代の未来予測は当たったのか 2025年から振り返るメガトレンド | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2509/19/news027.html
10年程度だと、割りと当たっている(予測できる)感はありますよね。人口動態を見れば大まかな動きはわかる。テクノロジーだけは、わからない。
ホテル高騰で脚光、《快活CLUB》の陰に隠れた古豪「自遊空間」を現場体験したら、無料の"無限ソフトクリーム"と"お吸い物"に男心を掴まれた! | 東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/904720
「快活CLUB」や「自遊空間」など、いわゆるマンガ喫茶って、世の中の喧騒から「離れられている感」がいいですよね。本当の意味で1人きりになれる、現代では珍しい場所。
今週の名言
なぜ日報を書くのか | note | 石黒 卓弥|Takaya Ishiguro
https://note.com/t_1496/n/n077fce5c73ed
・日報は、「今日はとくになし!」でもOK。
・進捗がない日や特に書くことがない日、コンディションが不安定なときに無理して毎日完璧に書く必要はありません。気持ちが向かないときは休んで、また再開しましょう。大切なのは“ゼロにしない”こと。
・小さな一言の積み重ねが、あとから振り返ると会社の歩みそのものになります。気楽に続けることで、自分にも仲間にも価値ある財産が残っていきます。
「何もしない」ではなく、「少しだけでも残す」こと。完璧を求めず、ゼロを避ける。このマインドセットは、日報に限らず、情報発信・メモ・企画のネタ出しなど、あらゆる仕事の土台になっていきますよね。
もちろん続けること自体が目的じゃなくて、「振り返ることができるようにしておく」が目的。人間、簡単に忘れちゃいますからね。
気楽さと意志が同居する、いい文章だと思いました。
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地味で遠回りに見えるような選択、そして誰もやりたくない選択のなかにこそ、長く続く「勝ち筋」が隠れている気がします。
「何が何でも仕事を取る」「ありとあらゆる手を使う」――これは、目先の「スキル」とかではなく、「姿勢」で勝負する王道ですよね。実は「スキル」より「姿勢」の方が大事だったりします。
見本にならないどころか、十分見本になる、いや、見本にしなければいけない仕事観だと思いました。