鳥栖 剛[執筆] 10/9 7:30

ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは千葉市と連携し、迷わず選べる新しいシゴト服「カジュアルビジネススタイル(カジビジ)」のアイテムを開発、「ZOZOTOWN」限定で10月1日から受注販売を開始した。

また、千葉市の服装規定を基に仕事服選びの基準をわかりやすくまとめたガイドラインを新たに制作、「ZOZOTOWN」の特設ページで公開する。

千葉市は職員の服装の選択肢を広げ、多様で柔軟な働き方を推進するため、快適で働きやすい服装で勤務する「ナチュラルビズ(通年軽装)」を導入している。さらなる推進をめざす一方、職員からは「毎日の服選びに悩む」「具体的な服装例を知りたい」といった声があがっていたという。

近年のビジネスシーンでは服装のカジュアル化が進んでいるものの、「TPOに合わせた適切な服装が分からない」といった声が少なくない。こうした課題に対し、ファッションに関する知見を持つZOZOと千葉市が連携することで、よりよい解決策を提供できるとし、今回の取り組みが実現した。

「働く人をカッコよく」したいという思いの下、カッコよさと快適性を兼ね備えたカジビジアイテム全75型を開発。「ZOZOTOWN」の豊富なトレンドデータと商品企画力に加え、身長・体重から最適なサイズを選べるZOZO独自の「マルチサイズ」を活用し、最大56サイズ展開を実現する。

「カジビジ」アイテムのブランド名は「CB」。展開商品数は男性向けが37型でジャケット、シャツ、カーディガン、パンツ。女性向けでは38型でジャケット、シャツ・ブラウス、カーディガン、パンツ、ワンピース、スカートを展開する。男性向けのジャケット「トロピカルノーカラー2Bジャケット」が1万6500円(税込)、女性向けでは「シーズンレスツータックワイドパンツ」が1万670円(税込)など。

カジビジアイテムのブランド「CB」のラインナップ

千葉市の服装規定を基に制作したガイドラインは、カジュアルでありながら職場にふさわしい、品位や清潔感のある服装の目安をイメージ写真で分かりやすく掲示。また、特設ページ上には、千葉市職員をモデルにした1週間のコーディネート例も掲載している。

ZOZOは2019年、千葉市と包括的連携協定を締結している。今回の取り組みを通じて、千葉市から全国に向けて「誰もが安心して選べる新しいシゴト服のスタンダード」を発信。ファッションの力で「働く人をカッコよく」していくことで、ZOZOの企業理念「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現をめざすとしている。

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