ecbeing、海外進出のマーケ・システム構築・オペレーションなどをワンストップ支援する越境サービス「ecbeing越境フルサポート」を開始

EC構築プラットフォーム「ecbeing」のecbeingは10月15日、企業のグローバル展開を包括的に支援する新たな越境サービス「ecbeing 越境フルサポート」の提供を開始したと発表した。
「ecbeing 越境フルサポート」の支援範囲
海外展開成功の鍵である「グローバルな視点を持ちながら、ローカル市場に深く根ざした展開」を実現する。企業の課題やフェーズに合わせて必要な支援を組み合わせて利用できるという。主な支援範囲は次の通り。
- 海外マーケティング
- モール展開
- 本格越境(中規模)
- 本格越境(大規模)
- ブランド確立/OMO(現地EC)

海外マーケティング
海外購入代行サービスで市場とニーズの把握を支援する。ジグザグの越境ECソリューション「WorldShopping BIZ(ワールドショッピングビズ)」と連携し、自社ECを活用して海外販売を簡単スピーディに開始し、販売データから各国のニーズを把握。継続利用で低コストかつリスクを抑えた海外販売チャネルとして活用できる。なお、タグ1行で展開が可能。

モール展開
各国のモール出店も支援する。東南アジアは「shopee」「LAZADA」などへの出店プラットフォーム選定からショップ構築支援までを、グローバルEC運営代行のGDXとの連携で展開。中国市場は「Tmall」「Taobao」「RED」などへのモール出店、モール内プロモーションをクロスシーと協力し、最適な支援を提供する。システム構築からKPIの設定やROI分析、費用対効果のモニタリングなど、継続的な改善と事業拡大を支援する。

本格越境
GDXと連携して支援する。現地の文化やニーズに合わせた最適なマーケティング戦略の立案から実行、海外での商品供給、物流網の構築、カスタマーサポート体制など、事業運営に不可欠なオペレーションをゼロから構築する。

また、各国の決済や税制、関税手続きはecbeingとGlobal-e Japanが連携し、ワンストップで対応する。ecbeingが提供する越境ECテンプレート、「ecbeing」から生まれたSaaS型クラウドECプラットフォーム「メルカート」を活用し、短期間でのシステム構築を実現。使いやすく拡張性のあるプラットフォームで、スピーディに越境ビジネスを開始できるとしている。
Global-eは世界200以上の国や地域の消費者へ、現地言語や現地通貨などでのサイト表示、現地言語による税金・関税対応・支払方法、配送、返品といったサービスをローカライズしたECプラットフォームとして提供している。
たとえば、為替計算では市場ごとに現地通貨で、市場慣例ごとに切り上げられた価格を「ecbeing」で設定可能。決済は現地市場に合わせた支払い方法と、合理化されたグローバル支払い処理を提供する。注文管理、出荷は「ecbeing」で注文を管理しながら出荷できる。関税は、すべての税金や関税を含めた購入の最終コストを海外の顧客に保証できるという。

ブランド確立・OMO
ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」の強みである柔軟なカスタマイズ開発で、現地市場の特性や企業の独自要件に合わせた本格的な現地向けECサイトを構築。現地でECサイトを構築することで、デザインをローカル市場に最適化し、店舗との連携など、OMOを実現する。

「ecbeing 越境フルサポート」で実現できること

海外進出における課題のワンストップ解決
市場調査、戦略立案、システム構築、マーケティング、物流、税務対応まで、海外展開に関わるあらゆる課題をまとめて相談・解決できる。
迅速かつ低リスクなグローバル展開
実績のあるテンプレートやパートナー連携で、スピーディにビジネスを開始。事業リスクを最小限に抑えながら海外市場へ参入できる。
現地市場への最適なローカライゼーション
各分野の専門家の知見を活用し、ターゲット国に合わせた商品展開、マーケティング、顧客対応を実現。現地でのブランド価値向上に貢献する。
コア業務へのリソース集中
複雑な実務オペレーションをecbeingにアウトソーシングすることで、企業は商品開発や事業戦略といった本来注力すべきコア業務に集中できる。