中川 昌俊 2015/8/3 17:00

スタートトゥデイは7月31日、2015年4-6月期(第1四半期)の連結業績を発表、商品取扱高は前年同期22.2増の332億70000万円となった。今期(2016年3月期)は商品取扱高を前年比30.3%増の1682億円に拡大させる計画で、今後はさらに商品取扱高を拡大させていく考え。スマートフォン経由は60.4%だった。

流通額が拡大した理由は、多様化する顧客ニーズのなか、「ZOZOTOWN」利用者が好むブランド獲得に取り組んだことで、1人あたりの商品購入金額が高まった。

新着商品に対するコーディネート写真の紐付けを充実させるなど、買いやすいサイト作りを推進したことでコンバージョン率がアップ。ポイントを活用したプロモーションを効率的に実施したことも、取扱高の成長を後押しした。

デバイス別出荷比率では、スマートフォン経由は60.4%。「ZOZOTOWN」のスマホ最適化を進めてきたことやコーディネート投稿アプリ「WEAR」との連動が進んだことで、スマホ比率を高めているとしている。

連結売上高は前年同期比29.2%増の108億5600万円、営業利益は同29.5%増の37億3300万円、経常利益は同30.4%増の37億9700万円、当期純利益は同33.5%増の25億100万円。

商品取扱高の推移
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