「DeNAショッピング」「auショッピングモール」が「KARTE」を導入、店舗のWeb接客を実現
Web接客ツール「KARTE(カルテ)」のプレイドは8月20日、「DeNAショッピング」(運営はディー・エヌ・エー)「auショッピングモール」(モバオクとKDDIの共同運営)に「カルテ」の提供を始める。オンラインモールの店舗向けに「カルテ」を提供するのは初めて。
「KARTE」は、ウェブサイトに数行のコードを埋め込むだけで、来訪者の特徴や行動をリアルタイムに解析し可視化。来訪者ごとに最適なメッセージを配信するといったことを可能にするサービス。
「DeNAショッピング」「auショッピングモール」は2000万品以上を扱うECモール。取扱高の約8割がスマートフォン経由で、スマホを使った商品購入が多いのが特徴。2014年12月末時点で4000店舗以上が出店している。
両モールの出店者は「カルテ」を導入すると、モール内の自店舗内のアクセス情報に加え、モール側が保有する会員情報を活用した接客が可能になる。モール内の情報で利用できるのは、年齢・性別・誕生日・会員ランクなど。
たとえば、自店舗の購買情報であれば、購入回数購入商品・購入金額なども「KARTE」で計測可能。他店舗の購買情報は利用できない。
プレイドによると、「これまで利用することができなかった会員情報や詳細なアクセス情報を用いた接客が可能になる。ショッピングモールの自店舗内の来訪者に対して積極的な働きかけが行えるようになり、ショッピングモールにおける新たな販売手法を実現することができる」としている。
今回、両モールの店舗向けにオリジナル料金プランを用意。月額5000円からの月額固定料金で提供し、接客は無制限で接客できる。料金は自店舗内のユニークユーザー数によって変動する。
8月中に申し込むと9月まで無料で利用できる「KARTE スタートダッシュキャンペーン」を実施する。