デファクトスタンダードが楽天市場に出店、買い取った中古品を定額販売で展開
主力のオークション販売ではなく、消費者から買い取った中古品を、楽天店で定額販売する
ブランド品を消費者から買い取り、オークションなどで販売する「ブランディア」運営のデファクトスタンダードは5月20日、楽天市場店に出店した。楽天店では販売する中古アイテムを主力のオークション形式では販売せず、同社が値付けした定額で販売する。中古品ニーズが高まっていることから、オークション利用者以外のユーザーにアプローチし、「ブランディア」の浸透につなげる。
楽天市場に開設したのは「ブランディア」。デファクト社は消費者から買い取った商品を、ヤフオク!などのオークションで販売するビジネスで事業を拡大。楽天店では、あらかじめ販売価格を設定し、定額販売を行う。
楽天市場に店舗を構えたのは、消費低迷などを背景に中古品を購入するニーズが増えてきているため。デファクト社によると、中古品における通販サイトとオークションを合わせた利用率は、店頭購入よりも上回るという。
デファクト社は、ヤフオク!で5年連続「年間ベストストア」を獲得するなど、買取型ECで急成長を遂げているネットプライスドットコムグループのEC企業。13年9月期の売上高は前の期比28.0%増の43億6100万円。
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