瀧川 正実 2016/2/17 10:00

ニッセンが2015年9月から始めた、ECサイトやカタログ通販で消費者が購入した商品を「セブン-イレブン」で受け取ることができる取り組みの利用率が、20%前後で推移している。ニッセンホールディングが2月に発表した決算説明会資料で明らかになった。

ニッセンは2015年9月24日、それまで「セブンネットショッピング」で扱っている一部のニッセン商品を「セブン-イレブン」で受け取ることができるようにしていたサービスを拡充。ニッセンの通販サイトやカタログで扱っている商品まで対象を広げた。

「セブン-イレブン」店頭で受け取った利用件数全体のうち、ニッセンの「セブン-イレブン」店頭対象注文件数で割った利用率は、サービス開始後17%~22%で推移。当初計画を上回る顧客ニーズという。

主な利用者は30~40代のOLと主婦。ニッセンによると「(「セブン-イレブン」受取は)ニッセンのインターネット利用顧客との親和性は高い」としている。

ニッセンの通販商品、「セブン-イレブン」店頭受取の利用率は20%前後で推移

出典はニッセンホールディングスの決算説明会資料

セブン&アイグループ傘下に入ったニッセンホールディンスは、コールセンター業務での連携強化、ニッセンHD傘下のシャディのカタログギフトをイトーヨーカドーで店舗展開するといった取り組みを進めている。

現在のところ、セブン&アイグループの「オムニ7」にニッセンは参加していない。

この記事が役に立ったらシェア!
これは広告です

ネットショップ担当者フォーラムを応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

[ゴールドスポンサー]
ecbeing.
[スポンサー]