オルビスも当日配送を廃止、配達委託先のサービス内容の変更に対応
当日配送サービスに関し、アスクルの「LOHACO」、スタートトゥデイ、クルーズなども停止している
オルビスは6月23日、一部地域で展開していた当日配送サービスを廃止したことを明らかにした。配送を委託しているヤマト運輸の配達時間帯指定枠の変更に対応した。
6月17日(土)午前7時までの受注を持ち、即日配送サービスを廃止したとECサイトなどで告知している。
オルビスは2012年、「オルビス西日本流通センター」「オルビス東日本流通センター」を稼働。東西に拠点体制を確立し、当日配送をスタートした。
対象地域となる関東・関西都市圏の注文に関し、午前7時までの注文分は当日18時以降に商品を届ける当日配送サービスを展開していた。
オルビスは配送サービスとして「宅急便」や「メール便」などを利用している。「宅急便」の提供元であるヤマト運輸は、「社員の労働環境の改善と整備」などを目的に、大口顧客の割引率の引き上げや荷受け量の抑制を進めていくことを公表。
その一環として、「12時から14時」と「20時から21時」の時間帯指定を廃止し、「19時から21時」の時間帯指定を新設するといった配達時間帯指定枠を変更している。
当日配送を巡っては、アスクルが「LOHACO」で提供していた当日配送サービスを5月に休止。スタートトゥデイは6月12日、関東エリアで展開していた受注当日に商品を配送する当日配送の受付、および配送を停止した。
アパレル通販などのクルーズも5月、アパレルECモール「SHOPLIST」での当日配送サービスを廃止している。
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