パタゴニアのオムニチャネル戦略、ECアプリが担う5つのポイント
ECや会員登録、ストア検索、コンテンツ発信、チャットサービスなどの機能を搭載
アウトドア用品やアパレルなどの製造販売を手がけるパタゴニアは8月31日、オムニチャネルを推進するための新たなスマホアプリを導入した。
ECや会員登録、ストア検索、コンテンツ発信、チャットサービスなど、オムニチャネルを推進するさまざまな機能を搭載。ECと実店舗をつなぐ起点としてアプリを活用していく。
パタゴニアが新たにリリースしたアプリは、主に5つの機能を備えている。
会員証機能
パタゴニアが利用しているECソリューション「Salesforce Commerce Cloud」を基盤とした会員システム「パタゴニアアカウント」を搭載。ECと直営店の会員情報を一元化し、販売チャネルを問わず顧客の購買履歴を管理する。
EC機能を統合
アプリ内のデジタルカタログとECサイトを連携し、アプリで商品情報の閲覧から購入まで行えるようにした。
SNSなどのコンテンツを集約
InstagramやFacebook、ブログなどで発信したコンテンツをアプリに集約。チャネルごとにそれぞれ発信していたコンテンツを一元化し、ユーザーが情報収集しやすくした。
システム連携によるUI/UXの改善
EC機能やコンテンツ配信機能は、APIを活用してアプリと連携することで、アプリに最適化されたデザインや操作性を実現した。
ストア検索やチャット機能
実店舗の検索機能やチャットサービス、プッシュ通知による情報配信など、オムニチャネルに必要な機能を幅広く搭載している。
パタゴニアのアプリは、スマホアプリやWEBサイトの企画開発を行うランチェスターが開発した。
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